日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

レンタサイクルで姫島観光 島で唯一のパン屋さんにも行ってみた その1

大分県国東半島の北側に島があります。姫島という人口2600人ほどの小さな島です。2017年2月4日の晴れた日に、この島へ行ってみました。親子三人で、まだ娘は2歳ほど。島の各所観光ができるか不安でしたが、実際いってみると楽しい旅行となりました。

観光ができるか心配…というのは、島を巡る交通手段が手ごろな価格であるのかどうかが、詳しくわからなかったからです。

 

結論からいうと、姫島観光の足となる選択肢は

①自家用車

②レンタカー

③レンタサイクル

の3つでした。 

 

島にはフェリーで渡ることができますが、今もっている車の、フェリーへの乗り入れ賃は片道で2470円。ドライバー(ぼく)と幼児(娘)の船賃は無料。大人もうひとり(妻)の料金570円が車運賃にプラスされるので、片道2470+570=3040円です。

 

片道だけで3000円以上もかかってしまうなんて。①の選択肢はなしとなりました。

次の選択肢は、島でレンタカーを借りること。姫島では日産の小型電気自動車のレンタルがあります。だけど、これも1時間2000円と価格が高めで、かつ6歳未満の子どもは乗れないとのこと。②の選択肢も外れました。

最後に探し当てたのがレンタサイクル。なんと三件のお店で自転車のレンタルができるそうです。

 

1時間まで200円で、その後1時間ごとに100円追加なんだそうです。3時間乗ったとしても大人2人で800円。これなら安いですね。

ただ不確かだったのが、二歳ほどの娘を乗せて移動できるような自転車があるかどうか。いわゆるチャイルドシートが乗っている自転車があるかどうかがわからなかったので、ひとまずお店に行って聞いてみて、なかったら歩いて近所を観光しようということになりました。

 

めざす姫島へは、伊美港から出発します。伊美港からは、姫島は青く若干かすんで見えています。

船旅は20分くらい。それまでフェリーの船内で待機です。フェリーの1F客室もいいのですが、2Fにある座敷がのびのびできてよかったです。

あまり人がこなくて、もちろん暖房がきいてて暖か。小さな娘ははねまわっていました。

船旅の途中でふりかえると、国東半島の山々を眺めることができます。海上からの国東半島なんて、これまた新鮮な景色です。

2月4日の土曜日は、天気予報では降水確率が40から50%と微妙な空模様でした。行きのフェリーではこんな感じのうす曇りの天気。でも雨は降らなそうだったので一安心という感じ。

姫島が近くに見えてきました。

以前に姫島へ来たときは、大人だけだったり、ぼく一人だけだったりと身軽でしたが、今回は小さな子連れ。どんな感じの旅になるのか。このときは不安もありました。

姫島に上陸してからの記事はまた次回に。

しまなみ海道を通って瀬戸内の島を巡ってみた 向島 岩子島 大三島

広島県尾道市へ旅行にいったとき、できればしまなみ海道を通って、四国へと点々とつながる島々を巡ってみたいと思っていました。しまなみ海道は有料道路なので、海道でつながっている一つひとつの島におり立つと、お金がかかってしまいます。

そこで、ひとつの島に絞っており立って観光してみようと、妻と話し合いました。

決まったのが今治市にある大三島(おみしま)という場所。今治市のほうから数えると、3番目の大きな島です。

ここに決めたのは、妻が今治市ゆるキャラであるバリィさんが好きで①そのキャラグッズを見たいという意見と、②島にある美術館に行ってみたい、というぼくの意見がかみあったから。

結果、いい選択だったと思います。道の駅「しまなみの駅 御島」にバリィさんグッズがたくさんあって、島の美術館は予想以上に美しいところでした。

大三島には5個美術館がありました。5個すべて周りたいときは、1000円のチケットをどこかの美術館で購入したらいいらしく、ひとつとかふたつだけでいいやっていう場合は、各美術館で300円とか800円の入場料を払えばいいんだそうですよ。

 

だんぜん1000円のチケットを購入したほうがよかったです。実はこのことを知らずに、3か所しか入場しませんでした。もったいないことをしたな…。

それぞれの美術館に一個150円のオリジナル缶バッジが売られています。その缶バッジを集めて周るのもなかなか楽しかったです。

↓この宗方小学校跡地にあったのは「母と子のミュージアム」。美術館自体は学校の校庭にあったのですが、小学校の校舎にもひきつけられてしまいました。校舎の目の前は海。なんだか日本じゃないような雰囲気の学校でした。この小学校は昭和60年に閉校になったそうです。いまでは近隣に住まれているかたたちの集会所のような機能をもっているようですね。

↓こちらは愛媛県今治市と、すぐ隣にある大島を結ぶ橋。学校の校庭ふきんからこんな景色が眺められるんですね。

 

今治市のとなりにある向島には国道317号線が通ってるので、しまなみ海道を通らなくてもいいので、無料で渡ることができます。向島のすぐ隣には小さな岩子島があります。ここもなんだか気になる場所だったので立ち寄ってみました。

 

岩子島は車で周ると、ほんの10分ほどで一周できるほどの小さな島。道路が細くて、住んでる方の迷惑にならないようハラハラしながら周りました。

 

↓その岩子島北部から尾道市を眺めたところ。対岸の工場がもろに見えて楽しい景色です。

↓こちらは尾道市

向島岩子島を結ぶ美しい向島大橋。島の景色ってひとつひとつが絵になりますね。

もしまた、しまなみ海道を通って島を巡る機会ができたなら、他の島も観光してみたいと思いました。

門司港レトロの夜景 コンデジ

コンパクトデジカメってほんと使い勝手がいいですね。ブログにアップするのには十分な画質。一眼レフよりもだいぶ小さく軽くて機動力があるから、パシャパシャ写真を撮れる。
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あっ、この瞬間を撮りたいなっていうとき、すぐ、ポケットから取り出せるのがいいですね。しかも価格が安い。

 

もはや、今まで使ってた一眼レフよりも、断然多く使ってます。

庚申塔を10年間も探し続けた人がいた 大分合同新聞 2017年2月4日のうれしい記事

この新聞記事をみて、ほんとうれしかったです。

ぼくは趣味として大分県庚申塔(こうしんとう)を探しまわってきて、福岡県に移ってからも庚申塔を探しています。

 

ooitasyuyu.hatenablog.com

 

 

他にこんなマイナーな趣味をもっているかたに出会わず、まあ、自分が楽しければ…と思って続けていました。「大分合同新聞」2017年2月4日の記事で、なんと国東市内の庚申塔を10年ものあいだ探し、記録してきたかたの記事を、たまたま見つけました。

 

おもわず興奮してしまいました。

新聞記事によると、国東市の大上文紘さんが退職後、国東市庚申塔を10年間620基もの数を撮り続け、それを「くにさき史談会」の会員の方がたとともに編集し、一冊の本にまとめあげたそうです。

 

庚申塔にほられた像の詳細な情報はもちろん、庚申塔のある場所への道案内情報も詳細に記されているそう。

 

「くにさき史談 第九集 特集 国東市庚申塔と仁王像」という本で、一冊1000円です。

 

国東半島の庚申塔についての書籍は一冊持っていますが、この「くにさき史談 第九集」もさっそく注文してみました。届くのが楽しみです。

ふわふわ食感のやさしい味 尾道 桂馬蒲鉾商店

広島県尾道市へ旅行へ行ったときの記録です。

 

尾道でまず行ってみたかったのは、尾道の商店街にあるかまぼこ店。桂馬蒲鉾商店です。

 

場所:広島県尾道市土堂一丁目9番3号

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ずっと昔に、「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK総合)という番組で、桂馬蒲鉾が紹介されてたのが、知ったきっかけ。かまぼこが、こんないろんな形に加工されてるんだと驚いたし、お店のかたが商品について熱く語っているのをみて、「実際食べてみたい」と思ったんです。

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ネットで注文したこともあるけど、やっぱり実際いってみないと…ということで行ってみました。

 

 やっぱり食べときたいのは、将棋の駒に形作られてる駒焼。
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これふわふわですよ。とにかくふわふわでほんのり甘い。温めると、なおおいしいでしょうね。市販されてるかまぼこと比べると、塩気が少なくて、口当たりがなめらか。
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 野菜天とか、ごぼう天は素材の味がわかるのがいいですね。さすが無添加ですね。それにぜんぜん油っこくないですよ。

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ひとつひとつが小分けにされてるので、すぐにでも食べたい観光客にはうれしいですね。


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オーブントースターで焼き上げてもおいしいんだそうですよ。

 

桂馬蒲鉾商店が創業したのが1913年だから、いまから104年も前のことなんですね。まさに老舗。ご当地のおいしいものは、やっぱりできたてを食べてみたいですね。

 

ここの商店街ふきんは、港に面していて駐車スペースが見つけにくいです。でも桂馬蒲鉾商店は裏側に専用の駐車場があって、商品購入したら一時間無料なので、その点ありがたいですよ。

修正鬼会2017年2月3日 大分県豊後高田市

2017年2月3日金曜日に、大分県豊後高田市の天念寺で開催された修正鬼会(しゅじょうおにえ)。修正鬼会は祭りじゃなくて、あくまでも宗教行事で、法要なのだそうです。いった回数は、今年で四回目。初めて最後まで参加。

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だけど、法要の迫力がすごいので、後ろの方からしかいつも見学できません。ガツガツいけないぼくは、迫力ある写真は撮れませんね。だけと、法要の雰囲気は楽しかったです。

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今日(2月4日)は、岩戸寺で修正鬼会がひらかれます。

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今回は関係者のかたのはからいで、舞台裏を見学させていただきました。みなさんこんな感じで、準備してるんですね。外は寒さで息が白くなります。けどここは熱気であふれてます。

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これは、最後の餅まき用の「鬼の目」かな?

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最後までいたけど、あまりの寒さで凍えてしまいました。祭りにもっと参加して身体を動かしたら、こんなことはないんでしょうね。来年は松明で叩かれてもいいから、ガツガツ写真を撮ってみたいです。

ひとつひとつの景色が日本情緒あふれる景色 尾道旅行 西國寺

広島県尾道市 旅行の続きです。

 

大きなぞうりが、境内の建物にかかっているという西國寺(さいこくじ)にいってみることにしました。だけど、十分にお寺の情報収集はしていなかったので、どこにこの大きなぞうりがあるんだろう?と探しまわるはめになりました。

ぞうりは、境内の玄関口にあたる山門にかかっていました。でも今回は、山の中腹にある参拝者専用駐車場に車を停めて山門をくぐらず、境内の横から入る形をとりました。だからぞうりがみあたらなかったのです。西國寺の境内はけっこう広いのです。

境内をひとまわりして、山門まできたときに、やっと大きなぞうりを探すことができました。いやー立派ですね。仁王様の健脚にあやかって奉納されたものなんだそうですよ。

 

西國寺の境内は、おおきく4段にわかれているようですね。

 

1段目に、大きなぞうりがかけられている山門。

 

2段目重要文化財に指定された金堂。

3段目に本坊とか不動明王様が祀られている不動堂 。

そして4段目に、これまた重要文化財に指定された三重塔があります。

 

↓こちらは、1段目の山門から金堂のある2段目に続く階段です。この階段…108段あるそうですが、登ってみるとあっという間。山門から入ってきて、階段のぼって振り返ると、尾道の街と尾道水道が出迎えてくれるんですね。

尾道の街、ひとつひとつの景色が絵になりますね。西國寺に来たときは日曜日(2017年1月29日)の午前中だったのですが、観光客はまばら。思っていたよりも人が少ない印象でした。

↓金堂と同じ2段目の境内にある鐘楼。

 ↓裏路地

↓3段目境内にあった力石。昔はこの石をもちあげて力自慢をしていたそうですよ。

 

大分県で回っていた仏閣とはまたちがった日本の雰囲気が味わえます。大分県はなんだか素朴、こちら尾道は洗練された雰囲気が感じられます。それぞれ特徴があって、どちらも楽しめますね。