日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

垣生公園(はぶこうえん)でも桜が満開 福岡県中間市

場所:福岡県中間市垣生

ここの公園にはちょくちょく足を運んでいますが、桜の季節に来たのはこれが初めて。写真で、桜と埴生(はにゅう)神社参道の赤い橋をみたことはあったけど、実際みてみると、なんとまあ絵になりますねえ。

垣生公園の中に、埴生神社があります。公園のなかには遊具もあったので、もうちょっと子どもが大きくなったら、つれて遊びにこよう。公園はぐるっと一周歩いてまわると20分くらいかかるかな。大きな公園で歩きがいありますね。

頓田貯水池の桜 北九州市若松区

北九州市若松区にある頓田貯水池(とんだちょすいち)に桜を見にいってみました。

まさに今が見ごろといっていいんでしょう。ご覧のとおり満開の桜並木が出迎えてくれます。

でも駐車できる場所を探すのに苦労しました。まさに、ここが桜を見るのにいい場所!というところで、駐車できないので、車が停められる場所はどこかないものか、うろうろとしました。

どうも、桜があまり咲いていないところに、無料駐車スペースがあるようですね。

今回は、↑ここに車を停め、県道277号線にいったん歩いて出て、響灘緑地という交差点から左折。とぼとぼと歩いて、桜満開の場所まで移動しました。

 

現在地から頓田貯水池の無料駐車場:Google マップ

久しぶりに、200㎜の望遠レンズを使って写真を撮ることができました。200㎜もの大きなレンズを持って出かけるのは、なんとなく気が重くなってて…

カメラが大きくなるほど、気軽に写真が撮れないような…人前でカメラを取り出すのに気が引けるというか…そんなブレーキがはたらいてて、200mmのレンズを持ち出すことがめっきり少なくなっていました。

平日の夕方に、ここグリーンパークに来るひとはあまりいないらしく、ひと組のカップルと、釣り人が1人おられただけ。あ、あと桜の写真を撮りにちょっと車を停車した人だけ。

ここなら、ゆっくりのんびり、人目を気にすることなく写真が撮れます。桜満開でなんてぜいたく。

頓田貯水池の周りをぐるっと一周したけど、桜並木が綺麗な場所は、この道路沿いでしょうね。頓田貯水池の西側。ひびき動物ワールドとか、グリーンパークに沿った道ですね。

遠賀郡遠賀町島津の桜

北九州市の町を周っていると、桜はぼちぼちと満開になっている樹もみかけます。場所によっては、まだ5分咲きの場所だったりと、まちまち。山桜は比較的早く咲き始めるようで、今日の雨と風によってだいぶ花びらが散ってしまった樹もあるようです。

 

どこかに、桜の写真をゆっくりと撮れる場所はないものかと、仕事のあと、雨のなか車で走っていると、遠賀郡遠賀町の島津丸山歴史自然公園ふきんに、桜並木が綺麗な場所をみつけました。

場所:福岡県遠賀郡遠賀町島津583

現在地から遠賀町島津の桜並木:Google マップ

↑上のマップでいうと、手前のこんもりした杜が島津丸山歴史自然公園。公園の端に伊豆神社が位置する。伊豆神社の境内から西川という小さな川をまたいで、向こう岸を眺めた景色が下の写真です。

↓こちらが伊豆神社境内。庚申塔が祀られてるかもと期待したけど、庚申塔はなし。

伊豆神社参道入口の山桜は、雨でずいぶん散ってました。

↓この台形の小さな池のまわりに、ソメイヨシノがほぼ満開。

雨にしっとり濡れる桜も魅力的。

古い街並みが残る場所で庚申塔探し 遠賀郡芦屋町

仕事帰りに、庚申塔探しにいってみました。日が長くなってきたので、ゆっくりできる時間が増えてありがたいですね。スマホのカメラには位置情報を記録できる機能があるので、撮った写真をあとで地図上に表示できるのがうれしいです。どこで写真を撮ったのかが、すぐにわかるのが楽しい。カメラを忘れたときも、スマホで気軽に写真を撮れるものありがたいです。

 

ただ、スマホで撮った写真はなんとなくのっぺりとしてて、一眼レフで撮った写真と比べると、どうしても画質の悪さを感じてしまいます。

 

福岡県芦屋町にある狩尾神社にも庚申塔が二基 祀られていたので、淡々と載せておきます。

 

狩尾神社の場所:福岡県遠賀郡芦屋町山鹿

現在地から狩尾神社:Google Maps

 

参道階段を登り始めると、すぐ右側にひとつ目の庚申塔が見えてきます。

猿田彦大神

天明8年…つまり1788年の成立らしいけど、すぐとなりに、明治17年1月再建の文字が。明治17年ということは1884年。96年後の再建らしいですね。

↓境内にのぼってくると、拝殿右側に祠が並んでいました。この祠群のなかに二つ目の庚申塔が祀られていました。

↓こちらも猿田彦大神

↓こちらの庚申塔は文政12年…つまり1829年の成立のようです。

庚申塔の右側面には、三月吉祥日と刻まれているようですね。

 

ここ、福岡県遠賀郡芦屋町は古い歴史をもつ町らしく、町のあちこちに庚申塔を見かけることができます。神社の境内はもちろん、道ばたなんかにもあったりして。小さな町ですが、歩いてじっくり歩いて見て回ると、知らなかった史跡なんかがあったりして、おもしろい発見があるかも。

 

もっと、芦屋の町を調べてみようと思います。

古物神社(ふるものじんじゃ)の庚申塔 福岡県鞍手郡

神功皇后伝承を歩く 上」 (綾杉るな著)を読んでいたら、古物神社(ふるものじんじゃ)というなんとも珍しい名前の神社が紹介されていました。神功皇后の伝承についてはぼくには難しくてなかなか全体を理解できていませんが、神社の立地場所とか神社境内の雰囲気が好きな場所から神社巡りをしています。

 

仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と神功皇后(じんぐうこうごう)が朝鮮半島を占領下におくため戦争をしに行くとき、ここ古物神社の場所に、仮の御殿をたてたのだそうです。

 

古物神社の場所:福岡県鞍手郡鞍手町古門1237

現在地から古物神社:Google マップ

 

遠賀郡から鞍手郡方向へ、県道55号線を南下していくと、鞍手高校が左手にみえてきます。鞍手高校のすぐ近くに古物神社はあります。高校の西側500mくらいのところかな。

↓この写真の右側の方に古物神社参道がのびています。こういうのどかな場所にある神社が個人的には好きです。人がほとんどいなくてゆっくり境内を見られるので。

 この神社は、もともと西山八幡宮と呼ばれていて、明治4年に村の旧号をとって古物神社と改名されたそうですよ。

 

その経緯を要点だけ書くと…

 

1828年8月に暴風雨があった

剣岳に鎮座していた剣神社が倒壊

・剣神社が西山八幡宮と合祀

・村名をとって古物神社となった

 

綾杉るな氏はブログひもろぎ逍遥も書かれており、こちらも拝見すると、古物神社のことがさらに詳しく説明されています。

古物神社のように、いくつかの神社が合祀(ごうし)すると、いくつかの神様が祀られることになるのですね。

 

実際、古物神社には、天照大御神日本武尊仲哀天皇スサノオの命、神功皇后、ミヤズ姫神応神天皇、布留御魂神…とたくさんの祭神がおられますね。参照:ひもろぎ逍遥

ずいぶん古い感じのする神社ですが、荒れているわけではなさそう。境内には花もかざられてて、いまでも綺麗に管理しているかたがおられるようですね。

参道をあるいていると、階段の手前、右側に石塔がいくつかたっていました。この雰囲気は庚申塔か?と思ってみてみると、やっぱり庚申塔でした。やった、また偶然にも庚申塔を見つけることができました。

どうも、二基の庚申塔が祀られてるようですね。ひとつが、こちら↓

猿田彦大神と刻まれてて、八月吉日という日付も確認できます。

↓もうひとつは、謹請庚申尊天と刻まれます。「謹請」ってどう読むんだろう?どんな意味があるんだろうと思って調べてみると…読みかたは「きんぜい」で、神様の名前の前につけられる用語のようです。

 

神様を祭るときに読む祭文(さいもん)と呼ばれる文章がありますが、この祭文が書かれるとき「謹請 神様の名前」の順番で文章のあたまが書かれ始めるそうです。参照:

祭文について ( 小説 ) - 紫微垣 - Yahoo!ブログ

 

庚申塔の横には水神と刻まれた四角い石もあります。

 

↓本殿

 

↓本殿横の祠群

↑こちらは、丸い石や楕円形の石が積み重ねられていますが、横の立札に興玉神(おきたまのかみ)と書かれています。興味深いことに、この興玉神というのは、庚申塔でよく祀られる神様である猿田彦大神の別名なんだそうです。

 

『神名秘書』によれば、猿田彦大神またはその子孫である大田命の別名であるという。参照:興玉神 - Wikipedia

 

時間の空いたときに、ぼちぼちと本を読んだり、神社を巡ったりしているだけなので、体系立てて庚申塔や神社の祭神や、福岡の歴史を理解できているわけではありませんが、ひとつひとつ知らないパズルピースをみつけていくことが、いまできることかな。そんな地道な作業もなかなか楽しい。

大樹の陰に祀られる庚申塔 宮若市 若宮神社

鞍手町から犬鳴峠を通って、福岡市へ抜けるルートを走ってて、福岡県宮若市を通りかかったときのこと。偶然にも、神社の脇に庚申塔らしき石塔が立っているのが目にはいりました。

 

よーく見てみると、「猿田彦大神」の文字がみえました。また福岡県の庚申塔を発見です。

宮若市 若宮八幡宮庚申塔:福岡県宮若市水原395 

現在地から宮若市庚申塔Google Maps

文政7年の文字とともに、甲申の文字が刻まれています。文政7年というのが、西暦1824年。西暦を60で割って24があまる年が、甲申の年なんだそうです。1824÷60=30あまり24。参照:甲申 - Wikipedia

 この若宮八幡宮が気になったのは、この大きな樹が境内に立っていたから。なんて立派な樹なんでしょう。

この樹、クスノキでしょうか。よくはわかりませんが樹齢は500年以上はありそう。少なくとも200年以上はあるでしょうね。そうすると、冒頭の庚申塔がつくられたのが193年前なので、この樹は庚申塔よりも昔からここに鎮座していたんでしょう。

ロールケーキが苦手でもおいしくロールケーキを食べられる マキマキ屋 遠賀郡遠賀町

 ロールケーキは正直ちょっと苦手なんです。ケーキ生地がパスパスで、甘ったるい生クリームが胃もたれする感じで、一切れ食べると、ちょっと気分が悪くなってしまうというイメージがあって…

 

でも、ここマキマキ屋のロールケーキはおいしいですよ。 

マキマキ屋の場所:福岡県遠賀郡遠賀町木守1222−4

現在地からマキマキ屋:Google マップ

 

遠賀の町なかからは、ちょっと離れた場所にあります。まわりに田園が広がってて、西川という小さな川のそばにあります。

店内には、ホールケーキよりも安くて、でも、ホールケーキくらい豪勢な、デコレーションされたロールケーキもならんでいます。今回えらんだのは、こちら↓。練乳と季節のフルーツマキマキ。1980円。

↓なんだか、見た目は甘ったるそうですが、食べてみると、あんがいそうでもないんです。生クリーム独特の胃もたれするような感じはなくて、かるーい甘さなんです。練乳の味がほのかに感じられて、子どもの頃食べた練乳かき氷を思い出します。

マキマキ屋さんで一番の人気は純生のマキマキ(1000円)なんだそうです。

 

調べてみると、ここ遠賀店のほかに、

・三ヶ森店(北九州市八幡西区三ヶ森4丁目12-32)

クロサキメイト店(黒崎井筒屋内)

の、合計3つの店舗があるそうですよ。

 

営業時間などの紹介はこちら↓のサイトを参照。

www.makimakiya.jp