日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

夜の若戸大橋をISO感度をあげて撮る 北九州市若松区

ゆっくり写真がとれる場所はないかな…と、夜の北九州を探していました。夜、カメラをもってまわることが、福岡県に来てからは、少なくなってきました。三脚を立ててゆっくり写真を撮るという勇気が、街中ではでないので。

 

北九州の八幡にある皿倉山からの夜景は、以前に撮ってみましたが、夜遅く行くのは、(いろんな人がいるので)けっこう勇気がいります。考えてみたら、北九州市のシンボルである若戸大橋は、夜に下から撮ったことがないな…と気づいたので、洞海湾(どうかいわん)へ行ってみることにしました。

ぼくのカメラでは、ISO感度をあげて写真を撮ると、かなり画質の粗さがめだってしまいます。夜だったら、三脚が必須なんですけど、でも考えてみるとネットに写真を挙げるくらいなので、思い切ってISO感度をあげて撮影してみました。

 

ISO 6400まであげると、手持ちでも、そこそこに手ぶれせずに写真を撮ることができました。ちょっと調べてみると、手持ちの限界は、「1/焦点距離」以上と言われているそうで、今回は35mmくらいの焦点距離だったから、1/35秒が限界のシャッタースピードなんですね。

 

今回のシャッタースピードは1/20秒と、少し限界を超えているけど、ガードレールにカメラを乗せたので、あまりブレずに写真を撮ることができました。

 

若戸大橋の下を、いまでも運航する若戸渡船↓

ISO感度をあげて写真を撮ると、夜でも明るく撮れるので、写真を撮る時間の幅が広がります。

 

「画質が粗くなるので、ISO感度を極力あげてはいけない」という、以前、雑誌かなにかで得た知識がじゃまして、楽しみの幅をせばめてました。あんまり画質にこだわらないで撮ってみるのも、写真を楽しむのに必要なんだなと感じた夜でした。 

 

地元グルメ 北九州市若松区の商店街 えびす屋の水まんじゅうがおいしかった

北九州市のシンボル…若戸大橋のすぐ近くにある中川町を通りかかったとき、こんなお店を見つけました。

なんだか、老舗感がひしひし伝わってくる和菓子屋さん。北九州商工会議所 若松SCブログの記事を参照させてもらうと、このえびす堂は、創業60年以上なんだそうです。

 

場所:福岡県北九州市若松区中川町2−2

地図:Google マップ

 

 

店頭にわらび餅がずらっと並んでたので、一度通り過ぎたけど、また引き返しました。ちょっと買ってみよう。

 

わらび餅目当てだったけど、お店の人からのおすすめで、この水まんじゅうがおいしいとの情報あり。「一度食べたら、はまってしまって、また食べたくなるよ」。そうと聞けば、買わずにはおれません。水まんじゅうも買ってみました。3個で300円。この清涼感。このプルプル感、ぜったいにおいしいでしょう。

フォークでサクッと切ってみると、中からきめの細かいこしあんが出てきました。

こしあんの口どけがなめらか。スーッと溶けていく感じです。「甘さ控えめ」ではなく、アンコはおもいっきし甘いですよ。暑い時期には、この甘さがうれしいですね。

 

いうまでもなく、餅部分がぷるっぷる。おいしくいただきました。

「若松あじさい祭り」前の高塔山にアジサイを鑑賞しに行った

2017年は6月17日と18日に「あじさい祭り」が開かれる高塔山。祭りが開催される前の高塔山に、今日いってみました。まだ、祭りの準備中とはいえ、けっこうな株数のアジサイが鑑賞できました。

 

場所:福岡県北九州市若松区修多羅

地図:Google マップ

この、高塔山の「あじさい祭り」には、まだ行ったことがないのですが、毎年たくさんの人が来場されるそうです。だから、ふだんは車でいける高塔山も、祭りの当日は車は通行止めになります。

 

地元のかたに聞いたところによると…市外からも、たくさんのひとが来られるので、ものすごい渋滞となるそうです。マイカーが置けて、シャトルバス出発場所の「若松ボード場」の場所が、市外から来たかたには、わかりにくいらしく、交通整備をするかたと喧嘩にもなるそう。

 

渋滞にまきこまれないためにも、祭り当日は、極力、高塔山付近に車で近づかないようにしないと…

2017年6月5日(月)現在では、まだまだ、周囲の草刈り作業中で、作業されている方々は忙しそうでした。もともと植わっているアジサイとは別に、近日中に、鉢植えされたアジサイがさらに、山に植えられるそうです。

 

今でも、「けっこうたくさんアジサイが咲いているなぁ」という感じなのに、祭りの準備が整うと、さらに会場は綺麗になるそうです。

祭り当日は、会場に行くのは気が引けますが、その前後だったら会場へ行って、約6万9千株のあじさいを鑑賞してみたいです。

 

参照:若松あじさい祭り - 北九州市

福岡県で二体目を見つけた 青面金剛の彫られた庚申塔 遠賀郡岡垣町

福岡県朝倉市で、以前、青面金剛像の彫られた庚申塔を探しに行きました。福岡県の庚申塔のなかでは、これがはじめて青面金剛像が彫られているものとの出会いでした。

 

ooitasyuyu.hatenablog.com

 

今回は、「遠賀郡岡垣町の広報(No.228)」(←PDFファイル)に掲載されていた情報をもとに、岡垣町にあるという庚申塔を探しにいきました。広報のなかには、「庚申」の文字のみが刻まれる文字塔とともに、青面金剛像が刻まれる庚申塔も祀られているという。

 

青面金剛像が刻まれるとは、福岡県では、なかなか珍しい。広報では、吉木小学校の南端に、三基の庚申塔はあるという。たしかに、吉木小学校の南南西側に、その庚申塔はありました。

 

場所:福岡県遠賀郡岡垣町吉木西1丁目

地図:Google マップ

ロータリーのようになっている広場の中心に、大きな樹。その樹の根元に三基の庚申塔が祀られている。

庚申塔に向かって左側から、青面金剛像の庚申塔、「庚申尊天」と刻まれた庚申塔、「猿田彦大神」と刻まれた石塔が祀られていました。「猿田彦大神」と刻まれた石塔は、庚申塔ではなく、道祖神という説もあるので、ここでは”石塔”と表現します。

青面金剛像は、だいぶ風化が進んでて、成立年はわからない。広報では、青面金剛像の六本の腕には、宝輪、剣、弓、矢、蛇、索をそれぞれ持っていたという。

↓真ん中にある「庚申尊天」と刻まれる庚申塔には、成立年が確認できる。寛永八年(1631年)という文字が、庚申塔に向かって右側面に刻まれる。

↑一番右端の「猿田彦大神」と刻まれる石塔には、寛政八年(1796年)の文字が、石塔に向かって右側面に確認できる。

 

庚申塔のそばには、庚申塔の由来と、これら三基の庚申塔についてのエピソードが書かれた看板が立っている。庚申塔の由来は、いろんな史料が残されているので、目新しいことはなかったが、三基の庚申塔についてのエピソードについては、この地区独自のものだったので、抜粋してみる。

遠賀町内には31箇所の庚申塔が確認されています。

 

信仰と深くかかわってきましたが 藩政時代以降、旧遠賀郡においては信仰に基づく講が存在したようですが、必ずしも信仰だけでなく、講員同市の親睦を深める場としても機能しており、庚申講もレクレーションの役割を果たしていたと言われます。

 

明治時代になると政府は庚申信仰を迷信とし、街道筋に置かれたものを中心に撤去を勧め、高度計座成長期には街道の拡張整備工事によってほとんどが撤去、移転され、現在残存するものは交通量の少ない街道筋に置かれていたため、破壊を免れたものがほとんどです。

 

現在、この土地は高倉神社の所有地で登録されており吉木区で管理しております。

 

遠賀町内でも31基の庚申塔があるという。 ほかにも、まだまだ僕の知らない場所に、庚申塔があるようなので、探すのが楽しみ。

菖蒲のライトアップでゆったり時間 福岡県福津市 宮地嶽神社

宮地嶽神社では、毎年、菖蒲(しょうぶ)まつりが開催されてます。その期間、境内や参道が、菖蒲で飾られる…ということで、行ってみました。

 

宮地嶽神社:福岡県福津市宮司元町7−1

神社への地図:Google マップ

 

2017年は5月27日(土)から6月11日(日)の期間。ライトアップは21時までと、遅くまでやってくれているので、いろんな用事がすんでからでも、ゆっくり足を運ぶことができました。

行ってみた2017年5月27日は、ライトアップの初日。参道の菖蒲は、花が開いていませんでした。だけど、拝殿前の広場にある菖蒲は5~6割程度の花がついてました。

 

菖蒲のライトアップって、はじめてみました。幻想的ですね。大分県に住んでいたころは、菖蒲(花菖蒲)は、毎年別府にある神楽女湖(かぐらめこ)に鑑賞に行ってました。福岡県では、どこで菖蒲が見られるだろうと思っていたけど、たびたび訪れている宮地嶽神社で見られるとは思っていませんでした。

菖蒲のライトアップを見学をされているかたは、”ちらほら”という感じ。いつも車を停めている宮地嶽専用の駐車場には、車はガラガラでした。まだ初日だからかな。

 

宮地嶽神社専用駐車場 地図:Google マップ

どうも、夜間になると、県道502号線のほうからは、駐車場には入れないようです。コーンで柵がされてました。そのため、駐車場の裏っかわ…住宅街のほうから駐車場に入ってみました。住宅街側からの通路は、柵などなくて、すんなり入れました。

昼間のにぎやかな雰囲気とはちがって、夜間は落ち着いた雰囲気です。

↓参道両側にも菖蒲が配置されてます。いっぱいの菖蒲です。

イベントが準備されてて、今日(2017年5月28日)には、コンサートが開かれるようですね。

 

菖蒲はなコンサートの開催日

5月28日(日)・6月3日(土)・6月4日(日)・6月10日(土)・6月11日(日)

 

菖蒲はなコンサートの開催場所

民家村自然広苑野外ステージ

 

6月2日(金)~6月4日(日)は、ケータリングカー&グルメ博が開催。

参照:20170425 | 宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)

 

なみかけ遊歩道 福岡県遠賀郡

福岡県遠賀郡の海岸には、海沿いに遊歩道があって、ここを夕暮れどきに歩くのは、気持ちがいい。

 

場所:福岡県遠賀郡芦屋町山鹿

地図:Google マップ

車で来たときに便利なのが、近くにある国民宿舎「マリンテラスあしや」駐車場を、少しお借りして車を停め、「なみかけ遊歩道」までくだっていくルート。

 

マリンテラスあしや駐車場までの地図:Google マップ

全長、だいたい860mほどの遊歩道が、芦屋の厳島神社から、筑前「海の駅」まで続きます。