日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、庚申塔を中心に史跡を巡っています。主な行動範囲は九州北部。Nikon D750を使って史跡の魅力を写真でおさめられたら…と試行錯誤しています。

大分県の庚申塔

棚田にある庚申塔 大分県宇佐市 滝貞

日本の棚田百選に選ばれた両合棚田。その棚田を見下ろす農道脇にこちらの庚申塔は祀られていました。舟型で「猿田彦尊」と刻まれています。 場所:大分県宇佐市院内町滝貞 座標値:33.363431,131.313532 庚申塔に向かって右側面に天保八の文字。天保八年は18…

二猿が奇妙な恰好の庚申塔 大分県速見郡

久しぶりに大分県の庚申塔を探してみました。今回大分県への旅の目的地が別府であったために、その通り道である速水郡日出町の庚申塔で見つけた庚申塔です。 場所:大分県速見郡日出町藤原 座標値:33.41525,131.5531221 主尊である青面金剛は一面六臂と確認…

大分県道43号線沿いの庚申塔らしき石塔

場所:大分県玖珠郡玖珠町古後座標値:33.3580232,131.0984319 玖珠町でよく見かける腰の曲がったコウシンさまに似ていますが、だいぶ風化が進み記銘はなにも確認できませんでした。

耶馬渓町折元 御祖神社の庚申塔

場所:大分県中津市本耶馬渓町折元御祖神社 猿田毘古大神が主尊。建立年月日などの記銘はなし。 玖珠町の庚申塔と同じように腰の曲がったコウシンさまでした。

大分県中津市山国町槻木の庚申塔

大分県中津市山国町槻木座標値:33.45839,130.98933 国道496号線沿いの猿田彦大神建立年の記銘は正面にむかって右側面に確認できましたが、読みとれず。

唐獅子のような邪鬼を踏みつける庚申塔 国東市国東町小原

先日、「国東半島の庚申塔」(大分合同エデュカル)の著者である小林幸弘氏に教えていただき、こちらの庚申塔を探しにいきました。 場所:大分県国東市国東町小原赤禿 座標値:33.546265,131.72966 これらの庚申塔は雑木林ののなかに祀られているために、小…

珍しい四面六臂 青面金剛の庚申塔 大分県国東市国見町竹田津 井上

国見町竹田津の「岡」という地区から「浦手」という地区へ向かう旧道沿いに今回の庚申塔は祀られていました。 場所:大分県国東市国見町竹田津 井上 座標値:33.6586494,131.5560913 石垣の上、生い茂った樹々の間に隠れるように庚申塔が祀られています。庚…

時間を表す文字「天」について メモ

前回の記事でご紹介した庚申塔の、紀年銘につけられた「天」について追記します。 ooitasyuyu.hatenablog.com 庚申塔の側面に「天明三癸卯天」と、その庚申塔が造られた年が刻まれていました。この文字の「天」について、「国東半島の庚申塔」の著者である小…

国東半島では数少ない「庚申」と刻まれた文字塔 国東市国東町東堅来 明徳寺

「国東半島の庚申塔」(小林幸弘著)には、著者である小林氏が厳選した「国東半島の庚申塔100選」が掲載されています。そのなかのひとつに明徳寺にある直方体、柱状の庚申塔があると紹介されていました。”国東半島ではほかに類を見ない特異な存在”と紹介…

畑の中に祀られる二基の庚申塔 大分県国東市国東町浜

場所:大分県国東市国東町浜座標値:33.636352,131.6778009 畑に二基の庚申塔が祀られます。今回の庚申塔は見通しのよい場所に祀られていたので、すぐに見つけることができました。 畑の中と…私有地なので遠くから写真を撮ってみました。側面など細かい部分…

集落を守る? ショケラを持つ庚申塔 国東市国東町小原 金毘羅宮

先日、大分県の国東半島は庚申塔を探しに行ってみました。板碑型の庚申塔でけっこう見つけにくい場所に祀られていましたので、正確な位置を座標値としてアップします。 場所:大分県国東市国東町小原 座標値:33.548687,131.6869202 国東町の小原という地区…

中塚公民館の庚申塔 玖珠町山下 それと庚申山について

場所:大分県玖珠郡玖珠町山下 中塚公民館の敷地内に祀られていた庚申塔です。 玖珠町の庚申塔は… ・公民館など人の集まるところに比較的多い ・自然石を使用してやや前傾している ・猿田彦大神の文字塔が主 …という特徴があるみたいです。地元に住む年配の…

四夜叉の配された庚申塔から読み取れたこと 国東市国東町横手

先日、「庚申塔とショケラ」という記事でアップした、ショケラを持った青面金剛の庚申塔を実際に拝観しに国東半島へ行ってみました。 ooitasyuyu.hatenablog.com ほんとうにこの庚申塔をみて驚きました。観に行ってよかったと思います。 何に驚いたかという…

庚申塔とショケラ

くにさき史談会が発行している「くにさき史談 第九集」を読んでいると、国東半島の庚申塔にショケラと呼ばれる女性像をぶら下げる青面金剛像があるということを知りました(P9、P10)。その庚申塔がある場所は大分県国東市国東町横手小川という地区。 国東半…

庚申塔と猿田彦大神の関係 猿田彦だけが刻まれる石塔は庚申塔と呼べる?

猿田彦大神は道しるべの神様として認識していますが、猿田彦大神が刻まれる石塔は道祖神としての役割を担っているのでは?という疑問が以前からあります。猿田彦大神とのみ刻まれた石塔は、庚申塔と呼べるのか?ここのところをはっきりさせておきたいので調…

山奥の集落にある庚申塔 大分県玖珠町太田

大分県玖珠町の庚申塔のご紹介です。太田という地区で、ほんの数件ほどの民家がある集落はずれに庚申塔が祀られていました。 場所:大分県玖珠町大字太田 地図:Google マップ google mapの航空写真で見てみると↓こんな感じです。ほんとに山の奥深い場所にあ…

玖珠町 上丁(かみちょう)の庚申塔

場所:大分県玖珠郡 玖珠町 上丁 座標:33.3024210、131.1373847 平たい自然石に「猿田彦大神」と刻まれます。この庚申塔自体には、成立年月日は刻まれていません。 しかし、庚申塔の隣にある笠付の石塔には文字が刻まれています。 ほとんど文字がかすれ判読…

大分県 玖珠町綾垣の庚申塔

大分県の玖珠町を車で周っていると、ひと集落に1基と言っていいほどの割合で、庚申塔を見つけることができます。 場所:大分県玖珠郡 玖珠町 綾垣 座標:33.2938812、131.1319284 この綾垣(あやがき)の庚申塔も、そのひとつ。 正面には「庚申尊天」と刻ま…

富貴寺近くの庚申塔 豊後高田市 蕗(ふき)陽平(ひなたびら)

富貴寺(ふきじ)から県道655号線を北東へ、1.5㎞ほど進むと左手に山神社への参道が見えてきます。この参道脇に、今回の庚申塔は祀られていました。google mapでは、山神社がひっかからなかったので、地形図をもとに神社を探してました。小さな神社でも、地…

宇佐神宮の勅使街道に残されている庚申塔 百体社境内

大分県宇佐市には、宇佐神宮に通じる「勅使街道」という、宇佐神宮の呉橋へまっすぐに伸びた道が残されています。これは天皇即位や国家異変の際に、天皇の使いである勅使が宇佐神宮へ派遣されたときに通っていた道です。宇佐神宮周囲を地形図で見ると↓ こん…

庚申塔の本尊でメジャーな青面金剛(しょうめんこんごう)は、どんな仏様なのか?

最近、イラストと図解でわかる 日本の仏像 (宝島SUGOI文庫)という書籍を読んでいて、こうやって仏像を分類すると、仏像を拝観するとき、わかりやすいな!と感動しました。 弥勒菩薩とか大日如来とか、薬師如来とか…いろんな名前の仏さまが、仏像として祀られ…

庚申塔の形態と 時代の流れを図に表す

庚申塔を探しているとき、この庚申塔は ・どの時代のもので ・全体の形態のなかで、どの形態のものか この二点を頭において分類してみると、「庚申塔の位置」がおおざっぱに把握できるかな…と思い、時間軸と形態で庚申塔を自分なりに整理してみることにしま…

元号と西暦、庚申塔の変遷を合わせて 年表をつくってみた

庚申塔(こうしんとう)がいつ建立されたのか、その記銘を見てみると、”寛政”とか”享保”とか”嘉永”とか聞きなれない年号が刻まれています。これって、だいたい、いつの時代なのかイメージがつかず、なんとなく西暦に直して「1848年か…」とかいって、ぼんやり…

珍しい書体で猿田彦大神と刻まれた庚申塔 大分県玖珠町太田

今回の庚申塔(こうしんとう)があった場所は、大分県玖珠町にある、志津里生活改善センターの敷地内。目の前の、県道43号線沿いに庚申塔はあります。だから、見つけやすい。 場所:大分県玖珠郡玖珠町太田673−2 地図:Google マップ 珍しい書体の字では…

豊後高田市 小田原の庚申塔

場所:大分県豊後高田市小田原934付近 大分県豊後高田市の河内から、小田原へとぬける農道脇に祀られる庚申塔。 豊後高田市の中心部から、別府市方面にいくとき、時々通っていた道。ちょっとした、近道...というか、裏道。この庚申塔をちらっと見ながら、…

庚申塔(こうしんとう)についてのメモ 七庚申ってなに?

石の宗教 (講談社学術文庫)を読んでて、庚申塔の起源が書かれていました。これまで読んだどんな本よりも詳しく書かれてて、おもしろいなと刺激をうけています。 「三尸虫(さんしちゅう)が人の体のなかにいて、それが庚申の夜に天に昇り、天帝に宿主の行な…

庚申塔を10年間も探し続けた人がいた 大分合同新聞 2017年2月4日のうれしい記事

この新聞記事をみて、ほんとうれしかったです。 ぼくは趣味として大分県の庚申塔(こうしんとう)を探しまわってきて、福岡県に移ってからも庚申塔を探しています。 ooitasyuyu.hatenablog.com 他にこんなマイナーな趣味をもっているかたに出会わず、まあ、…

神様の荘園をお寺が管理していた場所に 庚申塔(こうしんとう)を探しに行った

大分県豊後高田市 田染(たしぶ)の小崎(おさき)地区というところに、延壽寺(えんじゅじ)というお寺がある。このお寺に庚申塔が祀られているとのことで、行ってみた。 現在地から延壽寺(えんじゅじ)の庚申塔:Google マップ 田染の延壽寺は、国東半島…

警鐘を鳴らし大火事を防いだ「釣り鐘岩」 豊後高田市の伝承

釣り鐘狩場の伝承 五柱明神(ごちゅうみょうじん:いつはしらみょうじん)の場所 五柱明神の庚申塔(こうしんとう) 大分県豊後高田市の夷(えびす)という地区は、あっとおどろくような景観が広がる。 国東半島中央部にある火山…両子山からの噴出物である凝灰…

地形図をもってはじめての場所に行く 大分県宇佐市の吉水神社

地形図をこまめに見ながら、現在地を常に確認する。「自分がどこにいるのか?」がわからなくなることを防ぐ。 大分県宇佐市にある両戒という地区。ここにある小さな神社を地図をみながら行くことにしました。地図読みの練習です。国道10号線を宇佐から別府方…