日々の”楽しい”をみつけるブログ

史跡探訪と写真好きのku-(くー)といいます。日々の生活に楽しみをみつけて、紡いでいこうとするブログです。

大分県の庚申塔

富貴寺近くの庚申塔 豊後高田市 蕗(ふき)陽平(ひなたびら)

富貴寺(ふきじ)から県道655号線を北東へ、1.5㎞ほど進むと左手に山神社への参道が見えてきます。この参道脇に、今回の庚申塔は祀られていました。google mapでは、山神社がひっかからなかったので、地形図をもとに神社を探してました。小さな神社でも、地…

宇佐神宮の勅使街道に残されている庚申塔 百体社境内

大分県宇佐市には、宇佐神宮に通じる「勅使街道」という、宇佐神宮の呉橋へまっすぐに伸びた道が残されています。これは天皇即位や国家異変の際に、天皇の使いである勅使が宇佐神宮へ派遣されたときに通っていた道です。宇佐神宮周囲を地形図で見ると↓ こん…

庚申塔の本尊でメジャーな青面金剛(しょうめんこんごう)は、どんな仏様なのか?

最近、イラストと図解でわかる 日本の仏像 (宝島SUGOI文庫)という書籍を読んでいて、こうやって仏像を分類すると、仏像を拝観するとき、わかりやすいな!と感動しました。 弥勒菩薩とか大日如来とか、薬師如来とか…いろんな名前の仏さまが、仏像として祀られ…

庚申塔の形態と 時代の流れを図に表す

庚申塔を探しているとき、この庚申塔は ・どの時代のもので ・全体の形態のなかで、どの形態のものか この二点を頭において分類してみると、「庚申塔の位置」がおおざっぱに把握できるかな…と思い、時間軸と形態で庚申塔を自分なりに整理してみることにしま…

元号と西暦、庚申塔の変遷を合わせて 年表をつくってみた

庚申塔(こうしんとう)がいつ建立されたのか、その記銘を見てみると、”寛政”とか”享保”とか”嘉永”とか聞きなれない年号が刻まれています。これって、だいたい、いつの時代なのかイメージがつかず、なんとなく西暦に直して「1848年か…」とかいって、ぼんやり…

珍しい書体で猿田彦大神と刻まれた庚申塔 大分県玖珠町太田

今回の庚申塔(こうしんとう)があった場所は、大分県玖珠町にある、志津里生活改善センターの敷地内。目の前の、県道43号線沿いに庚申塔はあります。だから、見つけやすい。 場所:大分県玖珠郡玖珠町太田673−2 地図:Google マップ 珍しい書体の字では…

豊後高田市 小田原の庚申塔

場所:大分県豊後高田市小田原934付近 大分県豊後高田市の河内から、小田原へとぬける農道脇に祀られる庚申塔。 豊後高田市の中心部から、別府市方面にいくとき、時々通っていた道。ちょっとした、近道...というか、裏道。この庚申塔をちらっと見ながら、…

庚申塔(こうしんとう)についてのメモ 七庚申ってなに?

石の宗教 (講談社学術文庫)を読んでて、庚申塔の起源が書かれていました。これまで読んだどんな本よりも詳しく書かれてて、おもしろいなと刺激をうけています。 「三尸虫(さんしちゅう)が人の体のなかにいて、それが庚申の夜に天に昇り、天帝に宿主の行な…

庚申塔を10年間も探し続けた人がいた 大分合同新聞 2017年2月4日のうれしい記事

この新聞記事をみて、ほんとうれしかったです。 ぼくは趣味として大分県の庚申塔(こうしんとう)を探しまわってきて、福岡県に移ってからも庚申塔を探しています。 ooitasyuyu.hatenablog.com 他にこんなマイナーな趣味をもっているかたに出会わず、まあ、…

神様の荘園をお寺が管理していた場所に 庚申塔(こうしんとう)を探しに行った

大分県豊後高田市 田染(たしぶ)の小崎(おさき)地区というところに、延壽寺(えんじゅじ)というお寺がある。このお寺に庚申塔が祀られているとのことで、行ってみた。 現在地から延壽寺(えんじゅじ)の庚申塔:Google マップ 田染の延壽寺は、国東半島…

警鐘を鳴らし大火事を防いだ「釣り鐘岩」 豊後高田市の伝承

釣り鐘狩場の伝承 五柱明神(ごちゅうみょうじん:いつはしらみょうじん)の場所 五柱明神の庚申塔(こうしんとう) 大分県豊後高田市の夷(えびす)という地区は、あっとおどろくような景観が広がる。 国東半島中央部にある火山…両子山からの噴出物である凝灰…

地形図をもってはじめての場所に行く 大分県宇佐市の吉水神社

地形図をこまめに見ながら、現在地を常に確認する。「自分がどこにいるのか?」がわからなくなることを防ぐ。 大分県宇佐市にある両戒という地区。ここにある小さな神社を地図をみながら行くことにしました。地図読みの練習です。国道10号線を宇佐から別府方…

史跡の里 杵築市山香にある庚申塔 又井のコウシンさま

大分県杵築市山香(やまが)にあるコウシンさまの紹介です。 山香にはふたつ温泉が湧いてて ひとつが「山香温泉センター」で、 もうひとつが「山香温泉 風の郷」。 この「風の郷」ちかくにあるコウシンさま。 場所:大分県杵築市山香町大字倉成又井 現在地か…

梅雨があけた国東半島で庚申塔探訪 今日は国見町 日吉神社のコウシンさま

場所:大分県国東市国見町大熊毛 【日吉神社】 現在地から【日吉神社】:Google マップ 九州は梅雨があけました。今日は文字通り雲ひとつない晴天で30℃を超える暑い日となってます。 ここは国東半島の北側にある熊毛という地区。熊毛地区にある日吉神社にコ…

素朴な石造美術がてんこもり 小武寺(おだけじ)の境内にまつられるコウシンさま

場所:大分県杵築市山香町小武(おだけ) 現在地から【小武の庚申塔】:Google マップ 大分県杵築市山香にある小さな集落 ”小武(おだけ)”。 みるかぎり10軒くらいの家しかみえない。 この小さな集落に小武寺(おだけじ)という、これまた小さなお寺がある。 お寺…

ちょっとわかりにくい場所にある香々地町のコウシンさま

場所:大分県豊後高田市 夷 下坊中 現在地から香々地の庚申塔:Google マップ 下坊中にある庚申塔。 県道653号線からちょっと雑木林に 入ったところに祀られる。 ほんとにわかりにくい。 こんなところにコウシンさまがいるの? という感じ。 ↑653号からせま…

中津市三光(さんこう)諌山 貴船神社の庚申塔

場所:大分県中津市三光諌山 現在地から「三光 貴船神社」の庚申塔:Google マップ 中津市にある庚申塔をさがしにいくのは ちょっと遠いのでほとんどない。 だけど中津に立ち寄る用事があったので 中津でもコウシンさまを探してみました。 東九州自動車道が…

雨の降ってないあいだにコウシンさまを訪ねた  豊後高田市 真玉(またま)にある庚申塔

今日は国東半島では雨がふったりやんだり。 昼間は地面がかわくこともあったけど 雨雲がちかづくとまたパラパラ雨がふりはじめる ぐずついた天気。 この庚申塔を訪ねた夕暮れどきは、雨があがってて 傘なしで写真をとることができました。 国東半島をぐるっ…

庚申塔(こうしんとう)にきざまれる奇妙な文字 これってなに?

こちらは豊後大野市にある庚申塔群。 場所:大分県豊後大野市朝地町上尾塚 普光寺(ふこうじ)付近 現在地から普光寺庚申塔群:Google マップ おそらく各所につくられた庚申塔を あとになって一か所にまとめたものと考えられます。 根元がコンクリートで固め…

山香町 日野地の庚申塔

国道10号線からちょっと外れた場所に 日野地の庚申塔が祀られてる。 霧雨がふるなか国道から山香町の田園地帯へ入る。 ちょっとした集落をぬけて山のほうへ。 山神社手前の林道わきに庚申塔がとつぜん現れる。 場所:大分県杵築市山香町大字向野 日野地 現在…

梅雨入りになって庚申さま巡り 玖珠町 日出生の庚申塔

国道387号線上で、 宇佐と玖珠との境目付近にある 庚申さまです。 387号線から宇戸の庄という 秘境の温泉宿へおりる道に入ってすぐ まつられてます。 まわりは山、山、山 この辺りは携帯の電波も入らない。 天保二年(1831年)の銘あり。 霧雨でカメラが濡れる…

”歩く” ”探す” ”調べる”が日常を非日常に変えてくれる 安心院(あじむ)町のコウシンさま

安心院(あじむ)町 妻垣神社(つまがきじんじゃ)にある庚申塔です。訪れたこの日は初夏の陽気でした。 妻垣神社の境内に車を停め、 あるいて庚申塔のある安心院の共同墓地へ行きます。 場所:大分県宇佐市安心院町妻垣203 現在地から妻垣神社の庚申塔:Goo…

ほとんど人が足を運ばない元宮に行ってプチ登山感を味わった 玖珠郡 松信の庚申塔

ひと集落に必ずひとつはコウシンさまが 祀られてた…と、この地区に昔から住んでるかたは おっしゃってました。 ここは玖珠郡玖珠町の松信という地区。 よく、九重(ここのえ)から耶馬渓(やばけい)に 自動車やバイクがぬける裏道みたいな、県道43号線が と…

豊後高田市 玉津の庚申塔 つくられた当時は海辺に祀られてたのかも

日がながくなってきたので 仕事が終わってから、日没までの時間で ちょくちょくと庚申塔さがしにいく。 今回は豊後高田市の玉津にある山神社へ 場所:大分県豊後高田市玉津1620 現在地から【玉津の山神社】:Google マップ 町のはずれにある神社です。 ↑上写…

神社の裏っかわにひっそりと 豊後高田市森 貴船神社の庚申塔

今日の庚申塔(こうしんとう)は 豊後高田市の森という地区、中央にある 貴船神社に祀られる。 場所:大分県豊後高田市森 貴船神社 現在地から「貴船神社の庚申塔」:Google マップ もう夜の7時ちかくなるけど、 ちかごろはまだ写真をじゅうぶん撮れるほど …

玖珠町 立羽田(たちはた)の庚申塔(こうしんとう)

この庚申塔(こうしんとう)は ずいぶんシンプルな形です。 自然石がそのままつかわれてて 表には「猿田彦」とだけ文字が 刻まれてます。 立羽田(たちはた)という集落の いりぐち付近に祀られていて、 外からの害悪から集落をまもっているようです。 ここ…

邪鬼が刻まれる 国東になかなかない庚申塔を訪ねてみた 国東町上小原

庚申塔(こうしんとう)にはときどき奇妙な像が きざまれていることがあります。 それは邪鬼とか鬼神とか夜叉(やしゃ)とか いう名前でよばれるものです。 ↓こちらは主尊の青面金剛像のあしもとに 2体の像がきざまれてる庚申塔です。 国東町 上小原の庚申塔…

集落を災いからまもってほしい思いがこめられた庚申塔(こうしんとう) 佐野の文字庚申塔

自然石をつかっていて 「庚申尊天」とだけ刻まれてて とてもシンプルなデザイン。 文字塔ですね。 場所:大分県豊後高田市佐野 現在地から「佐野の文字庚申塔」:Google マップ こちらの庚申塔(こうしんとう)は↑こんな感じで 保育園のすぐ隣にあって、「保…

国東半島のなかでも これはめずらしい庚申塔(こうしんとう) 真玉町上有寺(かみうてら)地区

場所:大分県豊後高田市大岩屋 上有寺(かみうてら) 現在地から大岩屋の庚申塔:Google マップ 庚申塔ってだいたいレリーフ状になっているものが多いなか この庚申塔は丸彫り。つまり像全体が彫りだされています。 こんな形の庚申塔はめずらしいんですよ。 …

毒をもって毒を制す 病気をばらまく神さまを味かたにつける 国東半島の庚申塔ばなし

国東半島をめぐっていて ぼちぼちといろんな庚申塔(こうしんとう)に 出会えてきています。 ほんとに奇妙な形態をもつ庚申塔の 青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)ですね。 青面金剛は、庚申塔の主尊となっている神さまですが この神さまはもともと病気…