日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

大分県の庚申塔

竹林に鎮座する小さな神社にまつられる庚申塔 大分県国東市国東町岩屋

大分県の国東(くにさき)町 岩屋という地区にまつられる庚申塔をご紹介します。今回の庚申塔も、小林幸弘氏のホームページ参照と、小林氏にいただいた情報をもとに訪ねました。 竹林につくられた、小さな神社の敷地内に庚申塔はまつられていました。その神…

豊後高田国東線沿いの墓地ちかくに祀られる庚申塔 大分県国東市国東町岩屋小畑

ひさしぶりに、大分県の国東半島(くにさきはんとう)へ、庚申塔をさがしに行くことができました。今回の庚申塔探索でも、小林幸弘氏よりいただいたデータを活用させていただきました。小林幸弘氏は、国東半島の庚申塔を40年以上のながきにわたり探し続けら…

九州における猿田彦庚申塔についてのまとめ

今回の記事は、書籍『庚申信仰(小花波平六著)』P.214-217の内容をまとめたものです。九州における猿田彦大神を主尊とする庚申塔についての説明です。自分自身の頭の整理のために、書籍の内容を、九州各地ごとに編成して記しています。 猿田彦大神塔が比較…

塚脇小学校ちかくに祀られる庚申塔 大分県玖珠郡玖珠町山田

2022年1月2日、早朝の玖珠(くす)町を散策していました。そのとき、偶然に道ばたで庚申塔をみつけることができました。 この日の玖珠の気温は低く、早朝だと-5℃くらいでした。手袋をして、歩いて運動しているのにもかかわらず手も足も痛いくらい冷たくなっ…

溜池のほとりにまつられる二基の庚申塔 大分県豊後高田市西真玉

以前に訪問したことがあるコウシンサマのもとへ、再度、訪問しました。大分県豊後高田市の西真玉という地区。溜池のほとりにたつ庚申塔です。この場所には二基の庚申塔がまつられています。以前の訪問では、一基の庚申塔にしかきづきませんでした。今回は、…

田にかこまれた薬師堂にまつられる庚申塔 大分県豊後高田市中真玉

お堂をぬけると石仏群がおられる 右側に庚申塔二基がまつられている ---------------------------------- 二基の庚申塔にむかって右側の庚申塔 場所:大分県豊後高田市中真玉 座標値:33.597842,131.493077 角度をかえて像容を読み取る 凹凸がほとんどなくな…

泰雲寺にまつられる二基の庚申塔 大分県豊後高田市来縄

泰雲寺に二基の庚申塔がまつられる 秋葉大権現のお堂の前にまつられる 三基の石塔が、秋葉大権現お堂前にまつられています。右側二基が庚申塔です。いちばん左側の石塔は、二体の夫婦像が刻まれているようで、道祖神のようにみえます。 --------------------…

真玉川のそばにまつられる庚申塔 大分県豊後高田市大岩屋

はじめて見たとき、これが庚申塔だとは気づきませんでした。大分県豊後高田市をながれる、真玉川のすぐそばに巨大な岩が鎮座しています。 階段をおりてすぐそば 場所:大分県豊後高田市大岩屋 座標値:33.590222,131.523373 ガードレールのすきまから庚申塔…

真玉寺の境内にまつられる庚申塔② 大分県豊後高田市西真玉

真玉(またま)寺にまつられる二基の庚申塔のうち、もう一基の庚申塔をご紹介します。前回の記事『真玉寺の境内にまつられる庚申塔①』のつづきです。 真玉寺の山門にむかって左側。下の写真のような石祠とともに笠つきの庚申塔がまつられています。 石祠と並…

真玉寺の境内にまつられる庚申塔① 大分県豊後高田市西真玉

国東半島の北西部に位置する真玉(またま)寺。真玉寺には、二基の庚申塔がまつられています。今回の記事では、そのうち一基をご紹介します。 真玉寺内 2基あるうちの1基の庚申塔 場所:大分県豊後高田市西真玉 座標値:33.6017036,131.4757233 真玉寺は下の…

貴船神社にまつられる庚申塔 大分県豊後高田市来縄

今回、ご紹介する国東半島の庚申塔は、豊後高田市の来縄(くなわ)という地区にまつられているものです。 本殿にむかって左側にまつられる庚申塔 場所:大分県豊後高田市来縄 座標値:33.5422668,131.4466553 こちらの庚申塔のもとには、一度、おとずれたこ…

伊勢宮大神ちかくの庚申塔 大分県豊後高田市美和

ひさしぶりに、大分県の国東半島(くにさきはんとう)へ、庚申塔(こうしんとう)をさがしにいってみました。2021年10月2日の土曜日です。今回の訪問では、豊後高田市を中心に庚申塔をめぐりました。いちど以前に訪れた場所もふくめて7カ所の庚申塔にであう…

大分県道34号線沿いにまつられている庚申塔 大分県国東市安岐町山浦

2021年4月11日(日)に、大分県国東(くにさき)半島の国東市国見町を中心に庚申塔をさがしにいきました。この日にであえた庚申塔は合計で5基でした。今回ご紹介する庚申塔は紹介5基目で、最後にご紹介する庚申塔となります。 前回までにご紹介した庚申塔4基…

奈多八幡宮の海上鳥居と庚申塔 大分県杵築市奈多

2021年4月11日(日)に、大分県国東(くにさき)半島の国東市国見町を中心に庚申塔をさがしにいきました。その際、家族と話し合い、半島の東側に鎮座する奈多八幡宮へもいってみようということになりました。 2020年9月6日に来襲した台風10号により、奈多八…

墓地のかたすみに祀られる庚申塔 大分県国東市国見町野田

2021年4月11日(日)に、大分県国東(くにさき)半島の国見町を中心に庚申塔をさがしにいきました。今回ご紹介する庚申塔は小さな墓地のいっかくにまつられていました。 場所:大分県国東市国見町野田 座標値:33.648242,131.590928 数基の石塔がたてられて…

県道31号線沿いの巨大な庚申塔 大分県国東市国見町野田

2021年4月11日(日)に、大分県国東(くにさき)半島の国見町を中心に庚申塔をさがしにいきました。今回は、国見町野田という地区にある庚申塔を再訪しました。この庚申塔は大分県道31号線沿いにあるもので、塔高が2m以上もあって目立ち、ずっと以前にみつ…

秋葉宮にまつられている庚申塔 大分県国東市国見町中

2021年4月11日(日)に大分県国東(くにさき)半島の、国見町にある庚申塔(こうしんとう)をたずねました。その庚申塔は、丸尾峰太郎氏が運営されている『大分県の名所・旧跡・史跡のブログ』で紹介されていたもので、いちど私も実際にたずねてみたいと思っ…

鍛名命社(かなみこしゃ)にまつられる庚申塔 大分県国東市国見町鬼籠

大分県 国東半島の国見町に鬼籠(きこ)という地区があります。鬼籠に庚申塔をさがしにいき、今回も鬼籠の庚申塔をご紹介します。今回の投稿の庚申塔は「鍛名命社(かなみこしゃ)」という小さな社の境内にまつられていました。 場所:大分県国東市国見町鬼…

ショケラらしきものを持つ青面金剛が刻まれた庚申塔 大分県国東市国見町鬼籠

大分県 国東(くにさき)半島の北部に位置する”国東市国見町”の鬼籠(きこ)という地区に庚申塔をさがしにいってみました。 場所:大分県国東市国見町鬼籠 座標値:33.6571252,131.5708385 こちらの庚申塔は、電子書籍『国東半島の庚申塔 (小林幸弘著)』【Ki…

文殊仙寺の参道わきにまつられる庚申塔 大分県国東市国東町大恩寺

場所:大分県国東市国東町大恩寺 座標値:33.6019554,131.6150818 一面四臂(いちめんよんぴ)の青面金剛像が主尊の庚申塔です。一猿二鶏、二童子が青面金剛の足もとに刻まれます。 享保元年(1716年)につくられました。ひと目が届きにくい参道わきの斜面に…

山神社の参道にまつられる庚申塔 大分県杵築市大田永松

大分県の国東半島にある庚申塔のご紹介です。今回の庚申塔は、杵築市の大田永松、権坊という地区にある山神社にまつられていました。↓下の写真は山神社参道の入口付近をうつしたものです。のぼりはじめの階段がとても急で、つれてきていた子どもは怖がり、こ…

真玉川沿いにまつられる猿田彦大明神 大分県豊後高田市大岩屋

場所:大分県豊後高田市大岩屋 座標値:33.591457,131.524687 大分県豊後高田市の大岩屋という地区を真玉川がながれています。その真玉川そばの杉林内に、上のような石塔群がまつられています。上の写真だと一番手前の石塔が庚申塔です。 この石塔群へは、「…

猿田彦大神とだけ刻まれた庚申塔 大分県玖珠郡九重町大字野上

大分県の玖珠郡九重町…県道40号線にまつられていた猿田彦大神と刻まれた庚申塔です。庚申塔の左右側面を確認しましたが、建立年月などの銘は確認できませんでした。玖珠郡でみかける庚申塔は猿田彦大神の文字塔がおおい印象をもちます。 場所:大分県玖珠郡…

牧草地かたわらの台地に祀られる庚申塔 大分県杵築市大田石丸

大分県杵築市の牧草地かたわらにある台地に、青面金剛像がきざまれる庚申塔がまつられていました。 場所:大分県杵築市大田石丸 座標値:33.490572,131.559328 軒唐破風をつけた寄棟造の笠は、下面に垂木までが丁寧に細工されている 小林幸弘氏の運営するホ…

地面に半分うもれた庚申塔 大分県杵築市大田小野

大分県の国東半島、杵築市小野という地区に古墓がならべられている財前家墓地という史跡があります(座標値:33.548355,131.576810)。財前家墓地周辺の石造物をたずねていると、たまたま庚申塔をみつけることができました。 大分県道31号線から、すこし細い…

槍をもつ青面金剛が刻まれた庚申塔 大分県杵築市大田波多方

2020年9月23日(水)に「大威徳明王像とともにまつられている庚申塔 大分県杵築市大田波多方」という記事で、杵築市大田波多方の庚申塔をご紹介しました。今回は、その庚申塔がある場所から東北東へ約580mの場所にある庚申塔をご紹介します。 場所:大分県杵…

大威徳明王像とともにまつられている庚申塔 大分県杵築市大田波多方

大分県 国東半島、杵築市の大田波多方という地区に大威徳明王像とともに祀られている庚申塔があります。 場所:大分県杵築市大田波多方 座標値:33.475064,131.555443 名のない道の傍らに、小川をはさんで向こう側にまつられています。↓下の写真だと右端に庚…

山王宮のいっかくに祀られている庚申塔② 大分県豊後高田市上香々地

前回(2020年9月21日)の記事でご紹介した庚申塔は、石塔群の一基であることをご紹介しました。小林幸弘氏のホームページ『国東半島の庚申塔-13057-』を参照すると、これらの石塔群は”いずれも庚申塔と伝えられている”ということです。 わたしは気づかなかっ…

山王宮のいっかくに祀られている庚申塔 大分県豊後高田市上香々地

大分県 国東半島の庚申塔を調査しつづけておられる小林幸弘氏が運営されるホームページ『国東半島の庚申塔』。こちらで紹介されている庚申塔をめぐってみました。今回は、豊後高田市の上香々地にある山王宮です。 参照:『国東半島の庚申塔-豊後高田市香々地…

産土神社にまつられる庚申塔 大分県豊後高田市呉崎

場所:大分県豊後高田市呉崎座標値:33.577227,131.447906 産土(うぶすな)神社境内に祀られる猿田彦大神の文字庚申塔。拝殿にむかって右奥に庚申塔は祀られていました。神社拝殿周囲は雑草がボウボウとなって膝高ほどになっていました。草をかきわけながら…