日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、庚申塔を中心に史跡を巡っています。主な行動範囲は九州北部。Nikon D750を使って史跡の魅力を写真でおさめられたら…と試行錯誤しています。

大分県国東市

国東半島の板碑、種子、寺院の宗派 ひとつひとつ繋ぐ

「庚申塔の研究」清水長輝著P27では、国東半島において文殊信仰が板碑に多く残されていることが書かれています。いままで国東半島には寺院がたくさんあるけど、その寺院がどの宗派であるか、あまり気にしていませんでした。 よく訪れていた文殊仙寺は天台宗…

三尊の種子が刻まれる大分県最古の板碑 国東市安岐町

場所:大分県国東市安岐町朝来 護聖寺境内左手奥に祀られる二基の板碑。釈迦三尊の種子(しゅじ)が刻まれます。 向って右は大分県最古で1291年、左は1329年の造。刻まれる種子ははっきりとしててわかりやすいです。こちらのサイト(梵字と種子の一覧 | 古文…

唐獅子のような邪鬼を踏みつける庚申塔 国東市国東町小原

先日、「国東半島の庚申塔」(大分合同エデュカル)の著者である小林幸弘氏に教えていただき、こちらの庚申塔を探しにいきました。 場所:大分県国東市国東町小原赤禿 座標値:33.546265,131.72966 これらの庚申塔は雑木林ののなかに祀られているために、小…

国東半島にも藤の花が咲き始めました

2018年4月13日現在。国東半島の山の中で、野生の藤が咲いているのをちらほらと見かけるようになりました。こちらの藤は、国東半島に西側にある国東市武蔵町丸小野という地区でみかけました。 調べてみると藤の花は4月中旬からが開花時期で、約1か月ほどの間 …

珍しい四面六臂 青面金剛の庚申塔 大分県国東市国見町竹田津 井上

国見町竹田津の「岡」という地区から「浦手」という地区へ向かう旧道沿いに今回の庚申塔は祀られていました。 場所:大分県国東市国見町竹田津 井上 座標値:33.6586494,131.5560913 石垣の上、生い茂った樹々の間に隠れるように庚申塔が祀られています。庚…

国東半島では数少ない「庚申」と刻まれた文字塔 国東市国東町東堅来 明徳寺

「国東半島の庚申塔」(小林幸弘著)には、著者である小林氏が厳選した「国東半島の庚申塔100選」が掲載されています。そのなかのひとつに明徳寺にある直方体、柱状の庚申塔があると紹介されていました。”国東半島ではほかに類を見ない特異な存在”と紹介…

畑の中に祀られる二基の庚申塔 大分県国東市国東町浜

場所:大分県国東市国東町浜座標値:33.636352,131.6778009 畑に二基の庚申塔が祀られます。今回の庚申塔は見通しのよい場所に祀られていたので、すぐに見つけることができました。 畑の中と…私有地なので遠くから写真を撮ってみました。側面など細かい部分…

集落を守る? ショケラを持つ庚申塔 国東市国東町小原 金毘羅宮

先日、大分県の国東半島は庚申塔を探しに行ってみました。板碑型の庚申塔でけっこう見つけにくい場所に祀られていましたので、正確な位置を座標値としてアップします。 場所:大分県国東市国東町小原 座標値:33.548687,131.6869202 国東町の小原という地区…

修正鬼会の鈴鬼 どうして鈴を持っているのか?

大分県国東半島で行なわれる修正鬼会(しゅじょうおにえ)。その鬼会で登場する鬼の特徴を整理するとき、天念寺のある西側と、成仏寺・岩戸寺がある東側とに分ける必要があります。 さらに鬼は鬼でもこれも大きく分けて二つの名前で呼ばれるそうです。鈴鬼と…

国東半島の修正鬼会(しゅじょうおにえ) 各寺院で出てくる鬼に違いがある

修正鬼会(しゅじょうおにえ)はいまでは、大分県豊後高田市の天念寺、東国東郡国東町の成仏寺、岩戸寺の三か所のみで行なわれています。江戸時代までは、なんと天台宗二十八本寺すべてで行なわれていたそうです。 天念寺では、修正鬼会は旧暦の1月7日に行な…

四夜叉の配された庚申塔から読み取れたこと 国東市国東町横手

先日、「庚申塔とショケラ」という記事でアップした、ショケラを持った青面金剛の庚申塔を実際に拝観しに国東半島へ行ってみました。 ooitasyuyu.hatenablog.com ほんとうにこの庚申塔をみて驚きました。観に行ってよかったと思います。 何に驚いたかという…

子だくさんの願いがこめられた?狛犬

大分県 国東市国見町櫛海 山神社 たくさんの子どもがじゃれつく、珍しい狛犬があります。調べてみると阿形がオスで財産を意味する玉を持つことが多いそうですが、この狛犬は阿形吽形どちらも子どもに囲まれてます。国見町櫛海では子孫繁栄が切に願われたので…

鬼の背割

場所:大分県国東市安岐町両子 大分県、国東半島の中央に標高720メートルの両子山(ふたごさん)があります。その中腹にある両子寺(ふたごじ)。両子寺境内からさらに登った山の中に「鬼の背割」という名所があります。 長年の雨水の浸食で造られたのでしょ…

もうすぐ千燈寺(せんとうじ)跡の黄色のじゅうたんがみられる時期がくる

国東半島の紅葉の見ごろ時期がきているようです。といっても、紅葉時期に、まだ国東半島へは足をはこんでいません。行きたいなとは思っていても、なかなか時間をみつけることができません。 そのような理由で↓こちらは、2014年12月3日に撮影した千燈寺(せん…

2017年10月14日 ケベス祭りに行ってみた② 大分県国東市 岩倉八幡社

今回の記事は、ケベスと当場の攻防場面からです。前回は、ケベスが岩倉八幡社の境内を歩き、当場の守る火を盗もうとしていました。 ここぞ!というときになると、ケベスは火の方へ体勢を整え走りだします。 だいたいの祭りの流れは決まっているとはいえ、ケ…

2017年10月14日 ケベス祭りに行ってみた① 大分県国東市 岩倉八幡社

毎年10月14日に行われる、国東市のケベス祭り。2017年は10月14日がちょうど土曜日にあたり、運よくこの祭りを見学することができました。 祭りの会場となる岩倉八幡社は以下の場所にあります。道の駅「くにみ」の近くですね。 場所:大分県国東市国見町櫛来 …

ケベス祭り 2017年10月14日

おお、すごい迫力!国東市のケベス祭りが、今終わりました。2017年10月14日のケベス祭りは、小雨がぱらついていましたが、そんなことは気にならないほど。最後、トウバが松明を持ち場内を駆け巡る段では、あちこちから観客の悲鳴が聞こえてきました。 ケベス…

ケベス祭がもうすぐ開催される 2017年10月14日 国東市国見町

2017年は10月14日(土)に、櫛来社(国東市国見町櫛来)で開催されるケベス祭。トウバが守る火をケベスが散らすと、今度は火を守る側だったトウバが、火を周囲にまき散らすという。以前、行ったとき人が多くて、メインのケベスを見ることができませんでした…

庚申塔を10年間も探し続けた人がいた 大分合同新聞 2017年2月4日のうれしい記事

この新聞記事をみて、ほんとうれしかったです。 ぼくは趣味として大分県の庚申塔(こうしんとう)を探しまわってきて、福岡県に移ってからも庚申塔を探しています。 ooitasyuyu.hatenablog.com 他にこんなマイナーな趣味をもっているかたに出会わず、まあ、…

両子寺の紅葉 2016年11月20日の続き

昨日アップした写真の続きです。両子寺(ふたごじ)の紅葉が今年も立派だったので、さらにアップしてみたいと思います。 両子寺の場所:大分県国東市安岐町両子1548 昨日行ったときはモミジがだいぶ散っていて、境内にはいってからの紅葉よりも、参道の紅葉…

両子寺の紅葉 2016年11月20日

国東半島の中央部に位置する両子寺(ふたごじ)。2016年11月20日にいったとき、半分くらいの紅葉は終わっていましたが、一部の紅葉はまだ見ごろだと思いました。境内よりも参道入口のほうが色鮮やかな印象でした。 この写真は両子寺護摩堂ふきんの紅葉。ここ…

地形図とコンパスを持って登山 両子山(ふたごさん)の山頂まで地形を読みながら行ってみた

国東半島のほぼ中央に位置する山。両子山(ふたごさん)。天気はわるく、山頂は雲におおわれていたけど、登ってきた。標高は720mで、両子寺(ふたごじ)境内から山頂につづく舗装道に沿って登るので、登山には簡単なコース。 今回は、スマホとかの機器に頼…

両子寺(ふたごじ)の珍しい景色 ”鬼の背割り”ってどんなところ?

// 国東半島のほぼ中央に標高720mの両子山(ふたごさん)がある。この両子山の中腹、だいたい標高350mのところに両子寺(ふたごじ)が建立されている。両子山はずっと昔火山でした。火口から吹き出た岩片や火山灰が降り積もり、これが風雨に浸食された。その…

梅雨があけた国東半島で庚申塔探訪 今日は国見町 日吉神社のコウシンさま

場所:大分県国東市国見町大熊毛 【日吉神社】 現在地から【日吉神社】:Google マップ 九州は梅雨があけました。今日は文字通り雲ひとつない晴天で30℃を超える暑い日となってます。 ここは国東半島の北側にある熊毛という地区。熊毛地区にある日吉神社にコ…

小さな島だけど 外に向けてたくさん交流があった姫島 日本中を歩いた民俗学者 宮本常一氏の書籍紹介

国東半島の北側にある小さな島。姫島。 何回か渡船でわたり、年に二回飛来するアサギマダラという蝶とか 黒曜石などの地形を観察しに島を周ってみました。 東国東郡に属してて、地図を見る限り 秘境の地という感がいざめない場所。 でもこの島は意外と外部か…

国東市で10周年記念イベントがありますよ 2016年5月15日

こんどの日曜日(2016年5月15日)に 国東市で誕生祭があるようですよ。 国東市制施行10周年記念イベント『国東市誕生祭』 ↑詳細はこちら 場所は【アストくにさき】(大分県国東市国東町鶴川160-2) 現在地から「アストくにさき」:Google マップ 2006年に、 …

邪鬼が刻まれる 国東になかなかない庚申塔を訪ねてみた 国東町上小原

庚申塔(こうしんとう)にはときどき奇妙な像が きざまれていることがあります。 それは邪鬼とか鬼神とか夜叉(やしゃ)とか いう名前でよばれるものです。 ↓こちらは主尊の青面金剛像のあしもとに 2体の像がきざまれてる庚申塔です。 国東町 上小原の庚申塔…

毒をもって毒を制す 病気をばらまく神さまを味かたにつける 国東半島の庚申塔ばなし

国東半島をめぐっていて ぼちぼちといろんな庚申塔(こうしんとう)に 出会えてきています。 ほんとに奇妙な形態をもつ庚申塔の 青面金剛像(しょうめんこんごうぞう)ですね。 青面金剛は、庚申塔の主尊となっている神さまですが この神さまはもともと病気…

近々のイベントなど まとめ

こんどの4月27日に、豊後高田市の椿堂(遍照院)で、お菓子などをふるまう「お接待」が行なわれますよ。【椿堂】大分県豊後高田市黒土1400 pic.twitter.com/7nr1CnFYat— クー (@groundfinch) 2016年4月23日 明日、東九州自動車道(椎田南IC~豊前IC間)が開通…

国見町 ふつうの春景色が観光地なみ 伊美川の菜の花

場所:大分県国東市国見町野田 伊美川 毎年 楽しみにしている菜の花スポット。伊美川の河岸。