大分県国東市
2021年4月11日(日)に大分県国東(くにさき)半島の、国見町にある庚申塔(こうしんとう)をたずねました。その庚申塔は、丸尾峰太郎氏が運営されている『大分県の名所・旧跡・史跡のブログ』で紹介されていたもので、いちど私も実際にたずねてみたいと思っ…
大分県 国東半島の国見町に鬼籠(きこ)という地区があります。鬼籠に庚申塔をさがしにいき、今回も鬼籠の庚申塔をご紹介します。今回の投稿の庚申塔は「鍛名命社(かなみこしゃ)」という小さな社の境内にまつられていました。 場所:大分県国東市国見町鬼…
大分県 国東(くにさき)半島の北部に位置する”国東市国見町”の鬼籠(きこ)という地区に庚申塔をさがしにいってみました。 場所:大分県国東市国見町鬼籠 座標値:33.6571252,131.5708385 こちらの庚申塔は、電子書籍『国東半島の庚申塔 (小林幸弘著)』【Ki…
文殊仙寺の鐘楼門。応永4年(1397年)作の梵鐘がさがっています。巨大な宝篋印塔が、この門をくぐるとみえてきます。 場所:大分県国東市国東町大恩寺座標値:33.6025758,131.6143331 苔むす鐘楼門は、宝篋印塔とともに、文殊仙寺の見どころのひとつです。
場所:大分県国東市国東町大恩寺 座標値:33.6019554,131.6150818 一面四臂(いちめんよんぴ)の青面金剛像が主尊の庚申塔です。一猿二鶏、二童子が青面金剛の足もとに刻まれます。 享保元年(1716年)につくられました。ひと目が届きにくい参道わきの斜面に…
大分県 国東半島のやや北東側に文殊山という標高616mの山があり、この山の北東側の山裾部分に文殊仙寺というお寺があります。2020年時点で、1370年ちかくの歴史がある古いお寺です。 この文殊仙寺境内には樹齢300年以上(案内板には約1000年)にもなるケヤキ…
大分県 国東半島の国見町 竹田津という地区をあるいていたとき、草むらのなかに小さな石塔をみつけることができました。庚申塔かなにかかと思いよく観察してみると、その石塔には、あまり見慣れない名前の神様が刻まれていました。 場所:大分県国東市国見町…
大分県 国東半島、国見町野田にある”岡田社”の庚申塔を訪ねました。この庚申塔を訪ねるにあたり参考にさせていただいたのは、小林幸弘氏のホームページ「国東半島の庚申塔-国見町庚申塔所在地一覧」です。 場所:大分県国東市国見町野田 座標値:33.653843,1…
大分県国東半島の鬼籠という地域の集落 中心部にちょっとした広場があります。広場の入口には鳥居がたてられており、ここが神社であることが推察されます。鳥居の額面はかくにんできず、神社の名前は不明です。 場所:大分県国東市国見町鬼籠 座標値:33.662…
大分県 国東半島の北部に伊美(いみ)というめずらしい名前の地区があります。この語源について『国東半島 北浦部の地名を歩く(廣末九州男著)』に詳しい解説が紹介されていました。 神を祀る特別な場所を「いみち(忌み地、斎地)」と呼び、ここから伊美(…
大分県 国東半島のやや北東側に文殊山という標高616mの山があり、この山の北東側の山裾部分に文殊仙寺というお寺があります。西暦648年に建てられたとされるため、2020年時点では1370年ちかくの歴史があるということになります。 本堂である文殊堂 場所:大…
場所:大分県国東市国東町大恩寺座標値:33.601998,131.614851 文殊仙寺参道に祀られる仁王像 文殊仙寺の参道を守る仁王像。胸骨から左右に伸びる箇所がモコモコとして異様な形だったのが以前から気になっていました。これは数珠玉をあらわしているそうです…
国東半島の東部には、古代、瀬戸内と福岡を結ぶ海上交通の要所がありました。国東津とよばれ、坂門津(大分市)・草野津(福岡県行橋市)とならんで主要な港湾でした。↓下の図は国土交通省のHPで公開されている史料で、平安時代における瀬戸内航路をしめした…
大分県の国東(くにさき)半島では夏季、降水量がすくなく、さらに、半島では急こう配の河川がおおいこともあり水の確保が困難となっています。河川が急こう配であると、河川流域にじゅうぶんな水を供給しにくいのですね。 そんな国東半島を地形図でながめて…
・宇佐八幡文化・天台宗・修験道・石清水八幡文化 これら4つの文化と、もともとあった国東半島の文化が融合して国東文化がうまれました(参照:国東半島の石造美術 (酒井冨蔵著)P5)。4つの文化が簡略化され、そして、国東独特の新しさが加えられたと想像さ…
素朴な造形の石仏に親近感を抱きます。国東半島の石仏は良い意味での”素人っぽさ”が感じられ魅力的です。 おそらく閻魔様が祀られるお堂が、これら十王石仏のそばに建てられています。十王のうち三基だけ頭が残っていました。 場所:大分県国東市国東町 原 …
大分県国東半島に祀られる庚申塔のご紹介です。前回の記事(2019年12月22日:庚申塔成熟期に造られた十王堂庚申塔 大分県国東市国東町原)で、国東町の原という地区にある十王堂にまつられる庚申塔を、一基、ご紹介しました。 十王堂の敷地内には、もう一基…
大分県の国東(くにさき)半島へ庚申塔を探しにいきました。今回、出会った庚申塔は、国東市の原という地区にある庚申塔です。原という地区に”十王堂”と呼ばれるお堂があります。 国東町の原地区にある十王堂 十王堂の周りは畑が広がっており、ここに至るに…
2019年12月1日、「鬼会の里まつり 2019」に行った際、紅葉を鑑賞するために両子寺(ふたごじ;大分県国東市安岐町)に立ち寄りました。国東半島の紅葉を鑑賞する場所としては、両子寺は外せない場所です。2019年12月1日時点では残念ながら、両子寺の紅葉は見…
旧千燈寺の五輪塔群 場所:大分県国東市国見町千燈座標値:33.628586,131.598932 2019年12月1日に、大分県国東半島の旧千燈寺(せんとうじ)を久しぶりに訪れました。12月1日に豊後高田市の長岩屋という地区で、「鬼会(おにえ)の里まつり 2019」が開催され…
大分県の国東半島(くにさきはんとう)には、独特の様式をもった石塔婆(せきとうば)があります。塔婆(とうば)というのは故人や先祖を供養する、追善供養の目的で立てられる塔のことで(参照)、日本全国でみられるものです。 国東半島の塔婆(宝塔の一種…
大分県国見町野田という地区の農道を車で走っていると、大きな石碑のすぐそばに、庚申塔が祀られていました。 一面六臂(いちめんろっぴ)の青面金剛(しょうめんこんごう)像を主尊としています。童子や猿、鶏の像はみあたりませんでした。 場所:大分県国…
『国東半島の石造美術 (酒井冨蔵著)』を拝読していると、P132に「石塔」という項目で、地蔵菩薩が多数刻まれた巨大な石塔が、大分県国東市の報恩寺境内に祀られているという情報を得ることができました。 場所:大分県国東市武蔵町麻田 座標値:33.525138,13…
大分県の国東半島にある不動山(高さ352m)。この山の頂ふきんに「五辻不動(ごつじふどう)」と呼ばれるお堂がありました。不動山はゴツゴツとした岩山で、五辻不動はそんな山の岩屋の一画を利用してお堂が建てられています(標高341m)。 この五辻不動から…
大分県の国東半島へ、ある庚申塔(こうしんとう)に会うために行きました。雨がそぼそぼと降る、2019年7月14日(日)のことです。どしゃぶりの雨というほどではありませんが、傘をさしていなければ、着ている服がしっかり水を吸い込んでしまうほとの雨です。…
まだ大分県の豊後高田市にすんでいたころ、国東半島を巡り、いろいろな石仏や史跡を巡っていました。その当時、なにかのきっかけで国東市国東町に「イボ地蔵」と呼ばれるお地蔵様があるという情報を得ることができました。 たしか、国東市の情報を掲載したパ…
場所:大分県国東市国東町横手 泉福寺 仏殿
大分県 国東半島(くにさきはんとう)の東側。国東市の横手という地区にある泉福寺(せんぷくじ)へ、庚申塔に会いに行ってみました。 泉福寺の参道右脇にある3基の庚申塔 場所:大分県国東市国東町横手 座標値:33.577006,131.670672 もともと、このお寺へ…
大分県の国東半島(くにさきはんとう)各所に多数の寺院を開いたとされる、伝説の僧侶である仁聞(にんもん)。仁聞菩薩がなくなったとされているのが、ここ、旧千燈寺(大分県国東市国見町千燈)です。 仁聞国東塔と五輪塔群 はじめてここを訪れたとき、あ…
千燈寺跡 奥の院付近場所:大分県国東市国見町千燈