日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

観音磨崖仏と古戦場跡 国東市国東町岩戸寺

 県道544号線を走っていると、こんな岩山が目の前にみえてきます。その岩山のふもとに、ハシゴのかかった岩窟が…

よく見てみると…

岩窟のなかに石仏がみえます。

観音磨崖仏と呼ばれているようですね。

↓このハシゴを上る勇気はないですが、こんなところによく石仏をお祀りしたなと驚きます。車で走っていると、そのまま見逃してしまうスポットです。

場所:大分県国東市国東町岩戸(33°36'36.8"N 131°36'31.9"E)

そして同じ場所にあるのが古戦場跡です。

大友宗麟(おおともそうりん)の家来である鬼木左衛門が、ここに立てこもり1595年に黒田長政の軍と戦ったという場所です。ネットで調べてもほとんど情報がひっかからず、詳しい資料も手元にないので詳細は不明です。

 

この場所は個人の所有ですが、昭和55年に史跡として指定されたそうです。

岩戸寺地区の文化財 - 国東市ホームページ

 

凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)と呼ばれるゴツゴツした地質がよくみられます。

火山岩塊が崩れてきていて頭上には注意が必要です。