日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。九州北部を中心に史跡を巡っています。巡った場所は、各記事に座標値として載せています。座標値をGoogle MapやWEB版地理院地図の検索窓にコピペして検索すると、ピンポイントで場所が表示されます。参考にされてください。

雨の降ってないあいだにコウシンさまを訪ねた  豊後高田市 真玉(またま)にある庚申塔

今日は国東半島では雨がふったりやんだり。

昼間は地面がかわくこともあったけど

雨雲がちかづくとまたパラパラ雨がふりはじめる

ぐずついた天気。

この庚申塔を訪ねた夕暮れどきは、雨があがってて

傘なしで写真をとることができました。

 

国東半島をぐるっと一周する国道213号線から

県道654号線に入り、真玉(またま)の温泉方面へ

車ではしること約10分の場所に、

下黒土の庚申塔はあります。

 

場所:大分県豊後高田市黒土

現在地から:Google マップ

 

主尊は青面金剛で、顔は削り取られているよう。

表情がよみとれない。

塔の上にのっている笠の造りは「波屋根造り」。

青面金剛の頭のうえには端雲

頭のまわりには火焔輪光がみえる。

彫りがくっきりしてて風化がはげしくないみたい。

 

足元には二童子と

二匹の猿らしいものが彫られてるけど…

どうなんでしょう。

↑よくみると細かい文字がたくさん彫られてますが

これってもしかしたら【庚申講】のメンバーの名が彫られてるのかも。

この、庚申塔をつくったひとたちの名前が刻まれてるのかもしれません。

↓元禄11年…つまり1698年に造立

↓塔の右側にもなにか刻まれてるけど判別ができず。

↓県道沿いにあるけど、ひっそりとしすぎてて

ぜんぜん存在に気づけなかったコウシンさまでした。

このコウシンさまのまわりには、たくさんの五輪塔や

石塔がたっていました。

 

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