場所:大分県中津市三光諌山
現在地から「三光 貴船神社」の庚申塔:Google マップ
中津市にある庚申塔をさがしにいくのは
ちょっと遠いのでほとんどない。
だけど中津に立ち寄る用事があったので
中津でもコウシンさまを探してみました。
東九州自動車道が走るすぐちかく。
貴船神社の境内に二基の庚申塔が祀られてるという。
↓これがその貴船神社。
神社下に車が一台ほど停められるスペースがあったので
ここに車を停めて境内へ。
梅雨にはいって草がぐんぐんのびてる。
境内はほとんど人がはいらないようで
草がぼうぼう。
地面の土も踏み固められていないので
なんだかクッションの上を歩いているように
ふわふわとやわらかい。
小さなしめ縄がつけられてる樹の近くに
二基の庚申塔。
庚申塔につけられてたしめ縄は
朽ちておちてしまってる。
文字塔だけどずいぶん風化してるので
文字がよみにくい。
頭の部分に丸い記号のようなものが刻まれてて
もしかしたら梵字なのかな。
庚申塔と対面した場合、右側の庚申塔に
↓元禄十三年(?)二月吉日と記されてる
元禄十三年は西暦1700年。江戸時代ごろ。
ほとんど人のこない神社で
さらにひっそり境内のかたすみに祀られるコウシンさま。
造られた当時は、おそらく、このあたりの集落の人たちから
拝まれていたんでしょう。
いまは目立たず、でも害悪から集落の人たちを
いまも変わらず守っているコウシンさま。
また明日から九州地方に大雨が再来するようです。
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