福岡県中間市にある”遠賀川水源地ポンプ室”。
遠賀川水源地ポンプ室の概要
社会の教科書にも載っている”八幡製鉄所”に、工業用水をくみ上げて送る施設です。
八幡製鉄所が稼働し始めたのが1901年で、この”遠賀川水源地ポンプ室”が造られたのが、その9年後の1910年。もう106年も稼働しているんだそうです。
製鉄には大量の水が必要になるので、その水を北九州市の一級河川である遠賀川から引き込んでいます。そうそう、今もこの施設は現役で、八幡製鉄所に必要な工業用水の7割をまかなっているんだそう。
遠賀川水源地ポンプ室までのアプローチ
遠賀川水源地ポンプ室のある場所はこちら↓
場所: 福岡県中間市 土手ノ内1丁目3-1
現在地から”遠賀川水源地ポンプ室”:Google マップ
2015年に世界文化遺産に登録されて、まだ間もないこともあり、施設内の見学などはできなくて、2016年9月現在、一般に公開はされていません。柵のそとから眺めるしかありません。周りに駐車場もありません。
施設周囲の車通りは少ないのですが、道はせまいので、やっぱり一時的に駐車しても地元のかたに迷惑をかけてしまいそうです。そこで、中間市役所前にある河川敷駐車場に車を停め、駐車場から歩いていきました。
駐車場からポンプ室まで650mほどしか離れていないので、10分程度で行くことができます。
まとめ
遠賀川流域には、弥生時代の土器や古墳が出土したり、炭鉱関係の遺構が残されていたりと、たくさん訪れてみたい場所があることがわかりました。ぼちぼち調べて周ってみたいと思います。