日々の”楽しい”をみつけるブログ

写真と登山好きのku-(くー)といいます。日々の生活に楽しみをみつけて、紡いでいこうとするブログです。

デザインとファッション発祥の地 縫殿神社(ぬいどのじんじゃ)

福岡県の神功皇后(じんぐうこうごう)ゆかりの地を周ってて、これまで宗像市の織幡神社、遠賀郡の高倉神社、北九州市恵比須神社などをまわってきました。

 

今回は福津市にある縫殿神社(ぬいどのじんじゃ)に行ってみました。これまで周った神社は、けっこう町中にあって、ちょっと郊外の神社にも行ってみたいなと思っていました。

 

下調べをしてみると、縫殿神社は郊外の山中にあるようなので、心の癒しにもなるかなと思い、ここに行くことにきめました。

 

縫殿神社の場所:福岡県福津市奴山(ぬやま)812

現在地から縫殿神社:Google マップ

 

縫殿神社は、県道528号線からいりくんだ細い路地を、集落のなかを縫うように走るので、あらかじめ地図で調べていったほうがいいかもしれません。ナビがあれば迷うことはないと思います。

 

裁縫の神様が祀られた最初の神社

神功皇后が日本から新羅(しらぎ)へ攻めに行きましたが、そのときに乗っていた舟の帆を縫ったのが、ここに祀られている神様なんだんそうです(筑前国風土記より)。

 

その神様というのが、兄媛(えひめ)という姫様。兄媛は、弟媛(あとひめ)、呉織(くれはとり)、穴織(あなはとり)の4人姉妹でした。この4人の姫が、応神天皇がおられたころ…だいたい西暦270年から310年ころに、日本にきたという伝承です。

 

そのあと、兄媛だけが福津の地に残って、裁縫や機織りなどの技術を日本に広めていったということです。そういうことで、この兄媛が祀られる縫殿神社は、裁縫の神様が祀られる日本最初の神社とされています。

 

 

 

山中の小さな境内

縫殿神社の手前で、下の写真のように大きな駐車スペースがあるのでここで駐車。駐車スペースからは徒歩で比較的急な坂をのぼっていきます。

うっそうとした杜に入っていく。こういう雰囲気の神社には久しぶりにきました。

一の鳥居から さらに急な階段をのぼっていくと社があるようです。

一の鳥居をくぐってすぐのところに、「村社 縫殿神社」の社票がたっています。

参道の左手側には、古いしめ縄がかけられた大きな岩があります。岩の表面には、かすかに「猿田彦」の文字が。思わぬところで庚申塔(こうしんとう)に出会えました。福岡県のコウシンさまは、猿田彦大神が多いようです。まだ青面金剛像のコウシンさまにはであえていません。

↓こちらが拝殿。拝殿の奥に本殿がひかえています。山の中にあるとはいえ、境内は綺麗に整えられ、落ち葉なんかも掃除されているようです。ほんとうに山の山奥にある神社ではないので、定期的に集落のかたがたが手入れをされているんでしょうね。

境内の前景。

↓あばらの浮いた狛犬。きゅっとひきしまった肉体が表現されてて、なんだか凛々しい狛犬です。

↓拝殿のある広場から、さらに山側へのぼる階段がみえます。

↓階段を上ると三つの祠。ときどき、小さな神社でもこんなふうに、本殿とは別に祠が祀られていることが多いです。これってなんなんでしょう。神社に関する本を開いてみると、摂末社(せつまっしゃ)というものがあるそうなんですが、この祠も摂末社と呼ばれるものなんでしょうか。

神社本社とは別に、その神社の管理に属し、その境内または神社の附近の境外にある小規模な神社のこと(摂末社 - Wikipedia

 

 

まとめ

神功皇后ゆかりの神社は、福岡県にはまだまだあるようです。昔からの姿そのままを残している史跡は、大分県と比較すると福岡県は少ないように思えます。街の開発とともに、古いものはなくなっているようです。

 

だけど、ひとつひとつ丁寧に探していくと、庚申塔など要所要所で昔のものが見つかることが、徐々にわかってきました。ぼちぼち探していきたいと思います。

 

 

 

神社めぐりの参考にさせていただいている本がこちら。

神功皇后伝承を歩く(上) 福岡県の神社ガイドブック 綾杉るな著 不知火書房」

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