日々の”楽しい”をみつけるブログ

写真と登山好きのku-(くー)といいます。日々の生活に楽しみをみつけて、紡いでいこうとするブログです。

福岡県にある美しい磨崖仏 福岡県糟屋郡 四王寺山

福岡県糟屋郡にある四王寺(しおうじ)山に、西暦665年、大野城という山城が築かれました。そのお城の跡地に磨崖仏があるとの情報を、ネットで得て、見に行くことにしました。

千手観音菩薩

 

大分県の国東半島では、磨崖仏はたくさんあって、見学するための数に不足はなかったのですが、福岡県では磨崖仏の数はどのような感じなんでしょうか? 

四王寺山 大野城跡から太宰府の街を眺める

 

試しに、ネットで「福岡県 磨崖仏」とキーワード検索してみると、こちらのサイト(九州の磨崖仏)がはじめに表示されます(2017年4月現在)。

 

こちらのサイトで紹介されている福岡県の磨崖仏は、16か所。大分県ほどの数ではないにしても、意外に多くの磨崖仏をみることができるようです。福岡県で磨崖仏はあまり残っていないものだと、勝手に思い込んでいました。

 

桜の季節でもあるし、太宰府の桜の名所も周ってみたかったので、太宰府に近い場所を選んでみました。

 

大野城跡に咲く桜 数本の桜が植わっていた

 

さらに、四王寺山の磨崖仏について調べてみると、どうも四王寺三十三体石仏のひとつが、目的の磨崖仏らしいということがわかってきました。

 

大野城跡の土塁線上を中心に、三十三体の石仏群が点在しています。石仏群の建立は、12番札所の岩壁に刻まれている銘によると、寛政12年(1800年)8月に四王寺の僧と博多の人々が発起人となり、西国三十三ヵ所霊場の「霊土」を集め建立したことがわかっています。四王寺三十三体石仏散策 - 宇美町ホームページ

どうも、第三番札所に磨崖仏があるとのこと。参照

 第三札所ってどこにあるのか?飛び込みで行ってみたので、詳しい場所はわかりませんでした。現地では、小さな立札が立っていて、第〇番札所こちら…みたいな感じで案内してくれています。

 

GPSロガーで実際いってみて、目的の磨崖仏の場所を記録して、あとでGoogleマップでみてみると、ここらへん↓に磨崖仏はありました。

焼米ヶ原という場所が駐車場ですが、ここからみると、けっこう山を下ったところにありますね。往復で20分くらいかかりますかね。

 

第3番札所 磨崖仏までの道のり

駐車場から「玄清法印之墓」方面に歩いていきます。

5分ほど歩くと、↓こんな分かれ道があるので、右下へくだる山道へと入ります。予想に反して、けっこうな山道になりそう。

 ここを降りていったのが11時7分。そして、目的地である第3番札所の石仏へたどり着いたのが、11時22分だから、片道15分の道のりですね。

その間は、落ち葉の降り積もる山道。ところどころ、前日に降った雨でじゅくじゅくの泥部も。革靴できたのは痛かったな。

 

分かれ道には、立て看板があって迷う心配はなさそう。2・3・4番札所の石仏は左側と書いてる。案内どおりに進む。

森の奥深くに進んでいき、あたりは静か。ゴロゴロと大きな岩が現れてきました。

 

そのちょっとした岩場で、第4番札所の千手観音菩薩が祀られていました。

岩場に石仏が祀られているこの感じは、大分県 国東半島の雰囲気を思い起こさせます。

この第4番札所から10mほど、さらに山道を進んでいくと…

ありました。第3番札所の千手観音菩薩です。

 

第3番札所の千手観音菩薩

観音菩薩に向かって右上に梵字

 この梵字は、ひと文字で「千手観音菩薩」の意味を表します。

千手観音菩薩は…

 

すべてを自在に見通す 千手観世音菩薩は奥深い慈悲の心をもってすべての者を救い、知恵や悟りを与え永遠の幸福と平安をもたらします。参照:梵字一覧・梵字の意味 

 

…のだそうです。

 

それにしても、とても細密に彫られた磨崖仏です。服のひだ、髪の装飾、指一本一本まで細かく表現されています。かなり入念につくられた石仏だということが、ひしひしと伝わってきます。美しいですね。

 

まとめ

四王寺山の第3番札所にある磨崖仏…千手観音菩薩像へは、駐車場からの行程では約20分かかりそうです。トレッキングシューズを履いていれば、いうことはないですが、歩きやすいスニーカーならありがたいですね。

 

こちらのサイトを拝見させていただくと、福岡県には、この千手観音菩薩像を含めて最低でも16か所、磨崖仏があることがわかりました。

 

中には悪路を進む場所もあるようなので、磨崖仏を訪ねるときは、スニーカーや運動靴など、山歩きに適した靴を選択しようと思います。ほかの磨崖仏がある場所にも、足を運んでみたいと思います。

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