2017年4月28日、大分県玖珠(くす)郡玖珠町に、ある記念館が開館しました。久留島武彦(くるしまたけひこ)記念館。
地図:Google Maps
久留島武彦氏は、童話を、子どもの人格向上のひとつの手段としてとらえたかたで、「本を買うのはお金がかかる、話なら、石段でも、山でも、海辺でも子どものいるところなら、どこでも、いつでもできる」と考え、口で童話を語り聞かせる「口演童話」を通した児童教育を行なってきたんだそうです。(参照:久留島武彦評伝)
セレモニーには、1000人近くの小学生が参加し、招待状をうけとった方々のみ参加が可能だったのだそう。縁あって身内がセレモニーに出席することとなりました。
ただ、ぼくは参加しなかったので、セレモニー会場へ、身内を車で送り届けたあと、玖珠(くす)にある伐株山(きりかぶさん)に行きました。セレモニーが終わるまでの、短い時間だったので、車で山頂まで行ってみることにしました。
地図:Google Maps
車とはいえ、久しぶりの大分県の山です。
この、スコーんと抜け、果てしなく山々が連なる景色は、大分県ならではの絶景ですね。やっぱり、大分県の山は美しいですね。
そして、そんな美しい場所でも人は少なくて、子ども連れでも周りに気を使わなくていいのです。なんていい環境なんでしょう。
4月28日は、靄もかかっていなくて、下方の玖珠の町もすっきりとみえていました。
伐株山(きりかぶさん)山頂付近まで、車で行けて、駐車場も広々。駐車場に車を停め、歩いて周囲の草原を、ぐるっと一周歩きました。幼児のぽつぽつと歩くスピードに合わせて、だいたい30分のハイキングでした。
ぜんぜん知らなかったのですが、この伐株山に、なんとカフェがオープンしてたんですね。2017年4月って、ごく最近の話。
童話の里 玖珠町 展望休憩舎 伐株山 KIRIKABU HOUSE
ガラス張りの建物に、テーブルが5つと、カウンター席が4つ備えられてて、フードトラックが来ているときは、コーヒーなんかが飲めるんだそうですよ。ちなみに、4月28日の平日にも、このトラックは来ていましたよ。
このことは、後で調べて知ったので、なんて残念なことをしたんでしょう。いつもとは違って、知らないトラックが来てたので、ちょっと警戒して遠目でみただけなんですよね。この休憩所まで足を運んでおけばよかった。