日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、庚申塔を中心に史跡を巡っています。主な行動範囲は九州北部。Nikon D750を使って史跡の魅力を写真でおさめられたら…と試行錯誤しています。

遠賀川流域の水運関係の文字が刻まれた史跡を探して 水巻町 貴船神社

遠賀川―流域の文化誌 (海鳥ブックス (6))のP170-171に掲載されている表8で、「遠賀川水運関係の文字などが残っている神社・奉納物」が紹介されています。

 

そのなかの水巻町にある貴船神社に奉納されている「手洗石」を訪ねてみました。

 

水巻町貴船神社は以下の場所に建立されている小さな神社です。

場所:福岡県遠賀郡水巻町下二西2丁目

座標値:33.848522,130.691070

貴船神社は民家に囲まれるようなかたちで、境内があります。民家の間の狭い路地を通り抜けて境内へと進みます。

境内に上がってすぐ左手に目的の手洗石がありました↓

その手洗石に以下の文字が刻まれていることが確認されました。

「明治四十二年二月吉日 下二船主中」。下二というのはこの地域の名前。つまり下二の川船の船頭が、明治42年…1909年に寄贈しました、という意味なのでしょう。

 

遠賀川流域には、このように川船の船頭が勧請した祠や鳥居、常夜灯などの石造物が数々残されているといいます(参照:遠賀川―流域の文化誌 (海鳥ブックス (6))P168)

 

そのほとんどが幕末から明治年間のものらしい。

 

まだまだ探して行ってみたいと思います。