日々の”楽しい”をみつけるブログ

福岡県在住。各地の史跡巡りが好きで、庚申塔を中心に史跡を巡っています。主な行動範囲は九州北部。Nikon D750を使って史跡の魅力を写真でおさめられたら…と試行錯誤しています。

男池湧水の巨樹 どうして根が岩をがっしりつかむようになったのか? 大分県由布市阿蘇野

お盆の時期に大分県へ行ったときは、できるだけ食べておきたい酒まんじゅうがあります。黒岳展望茶屋 福望(ふくもち)というお店で買うことができる酒まんじゅうです。

以前に書いた記事がこちら

福望さんのある場所はこちら↓

 

場所:大分県由布市庄内町阿蘇

座標値:33.123688,131.331627

 

…でも小さなお店で店頭に出している酒まんじゅうの数が少ないことと、その酒まんじゅうが人気だという理由で、午前中のはやい時間帯に行かないと売り切れてしまいます。

 

店へ到着したのはAM11時半ごろでしたが、残念ながら酒まんじゅうは売り切れていました。今年もダメでした。しょっちゅう来れる場所ではないので…

 

残念ですが、今回も周囲の景色を楽しむのみの遠征となりました。今回行ったのが久住連山のひとつである黒岳のふもと。男池湧水群です。この男池湧水群も、福望(ふくもち)と同じ、由布市阿蘇野(あその)という場所にあります。

 

男池湧水群のある場所は、標高が高く、湧き水が出る森林ということもあって、連日の猛暑でもひんやりするほどの気温です。

 

今回の写真はその湧水群…ではなくて、この場所に生きているケヤキの巨樹です。男池湧水のメインとなる水くみ場から、さらに遊歩道を奥へ3分ほど進むと見えてくる立派なケヤキの樹です。

 

場所:大分県由布市庄内町阿蘇

およその座標値:33.124011,131.294646

そのケヤキの根が、がっしりと岩をつかんでいる景色。一部分が動物の皮膚のような質感で印象的です↑

 

他のサイトを調べてみると、このケヤキは天然記念物には指定されていないようですが…この辺りのヌシのように立派です↓

男池周辺には↓このように根っこがむき出しで、岩をがっしりとつかんでいるような樹が、ところどころにあります。どうやってこんな景色ができなのでしょうか?写真をよく見てみると↓、樹の根っこのほうが後から岩を徐々に取り囲んでいっているような印象を受けます。

↑岩を取り囲んだ根っこが、さらに地面を這っていっている感じです。

 

こちらの「くじゅう黒岳地域の地形・地質(PDF)」によると、黒岳全体が溶岩円頂丘…要するに溶岩ドーム…でできているそうです。黒岳は、もともとゴロゴロとした溶岩で作られていて、その後、やわらかい土がその硬い溶岩の上に積もったのかもしれません。そのやわらかい土の上に、植物の種が飛来し育ったのでしょう。

 

黒岳は比較的雨の多い地域なので、浸食されやすいやわらかい土の部分が徐々に削り取られ、残された植物たちは、倒れないように根っこで硬い溶岩を必死でつかみ、このような景色が作られていったのかもしれません。